ステレオ仕様のハードウェア機材の左右の音量差を揃える方法について。

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このトピックには7件の返信が含まれ、1人の参加者がいます。1 ヶ月、 2 週間前 hiki さんが最後の更新を行いました。

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  • #5364 返信

    中島

    私はマイクプリやコンプレッサー等、LチャンネルとRチャンネルとを
    独立して音量調整するタイプのハードウェア機材をいくつか使っていますが、
    どれも左右の音量バランスが揃っておらず、
    機材の目盛り表示を信じて調整すると、若干左右バランスが崩れてしまいます。

    なので、左右チャンネルの音量を厳密に同じに近づけたい場合には、
    DAWからハードウェア機材の両チャンネルへモノラル信号を入力し、
    ハードウェア機材を通過したその信号をDAWへステレオ入力して、
    その際の左右の音量差をメーターでチェックしながら、機材の両チャンネルの音量合わせをしています。

    少し前までは、調整用の音声としてサイン波を使用していましたが、
    使用するサイン波の音程によって若干音量に誤差が出ることが確認できたため、
    現在では調整用の音声にはホワイトノイズを使用することにしています。

    また、音量合わせをする際には、DAW内に戻ってきたモノラル信号を逆相同士、同定位にて再生し、
    両チャンネルの音を打ち消させ合いながら、その音をメーターでも耳でもモニターしつつ音量調整をしています。
    こうすることにより、
    音が一番小さくなる位置 = 音が一番打ち消し合う位置 = 左右の音が一番似ている位置
    と判断できるので、耳で直感的に操作できて便利だと思っています。(わざわざこんな事してる時点で充分不便ですけど。)

    それと、最終的に音量を確認するメーターにはMelda ProductionのMloudnessAnalyzer内のSHORT-TERMのメーターを使っています。
    このメーターはラウドネスメーターなので数値のぶれが少く、このような用途には向いていると感じました。

    他にもこういう調整をする場合のお薦めの方法等はありますでしょうか?
    私は最近、調整用の音声として、サイン波やホワイトノイズのように常に一定音量のものではなくて、
    ある程度ダイナミックレンジを持ったものを流したほうが実際の使用環境に近くなって、
    より正確な結果になるのかなとも思い始めているのですが、
    それをやると素材の再生音量の上下に応じてメーターの数値の変動してしまって見にくいので、
    耳のみを頼りにするしかなくなってしまうというのが難点だと感じています。

  • #5517 返信

    中島

    これに関連して追加質問です。このようなステレオ機材のレベル合わせにて、
    調整できるゲインステージが1チャンネルにつき2つ以上ある場合には、何かうまい調整方法ってないでしょうか?

    私の使用しているステレオマイクプリには入力段のGainノブと出力段のOutputノブとがあり、
    各ノブはそれぞれ音量に影響するのですが、測定してみたところ、おそらくどちらも目盛り表示と実際の挙動とに結構ずれがあります。

    音量に影響するノブが1チャンネルにつき1つであれば、基本的には、
    測定されたレベル差のうちの100%がその1つのノブの誤差によるものと判断できると思うので、
    上に書いた方法でレベルを合わせればそれで済むはずなのですが、
    ノブが2つある場合には、どちらのノブがどれだけずれているかの判別がつかないので手探りでやるしかなくなってしまうと思います。
    音量のずれの合計量はわかっても、
    そのうちの何%がGainノブのずれによるもので、残りの何%がOutputノブのずれによるものなのかがわからないということです。

    今のところは、どちらかのノブを0にするか最大にするかにしておいた状態を、
    そのノブが左右フラットな位置になっていると仮定して、もう一方のノブを調整していますが、
    0にするか最大にするかにしておいても、それらのノブが左右フラットになっている確証はないわけなので、
    実際のところは多分ずれているんだと思います。

    私はアナログ機材ってこういう曖昧なものなんだと思って半分諦めて使っていますが、
    もしこういう場合のうまいレベル合わせの方法があればやっぱり知りたいなと思っています。

  • #5768 返信

    Knyacki

    答えにはなっていないかと思うのですが、人間の耳がそもそも左右ズレズレという前提で、以前 ゆにばすさん達がツイッターで話を取りあえげていましたねー

    で、オススメが左右入れ替えプラグイン。
    そういう話に弱いので購入してしまいました。
    https://klanghelm.com/contents/products/VUMT/VUMT_featurelist.php

    コンプがズレすぎていると左右に音がふっ飛ぶんでしたっけ…
    まあそこまでいけば修理か
    ただ修理してもどこまで追い込めるものなのかなあ
    仕様です!言われたらお終いだし。
    う?ん。

  • #5769 返信

    Knyacki

    あ、すみません。
    上↑のはDeluxの方です。(コンプも買ってしまった…)

    > もしこういう場合のうまいレベル合わせの方法があればやっぱり知りたいなと思っています。

    シャーシを開けてゲイン調整…
    といっても今時はソフトウェアによる調整かなぁ。(X_X ;

    そもそも外国メーカだったら適当設計、適当部品な場合もあるかなぁとか思ったりも。
    茶化してすみません。

  • #6155 返信

    中島

    ありがとうございます。確かに左右のレベル差の調整法としてはシャーシを開けてゲイン調整が正攻法かもしれません。
    一回中身を開けて機械的に補正しておけば、後は機材の目盛りをそのまま信じれるわけですから。
    毎回手で合わせるより、後々のことを考えると楽かもしれませんね。

    私はハードウェア機材を分解したことはまだ無いですが、
    もし機会があればそういう調整ができるかどうか確認してみようと思います。

    >そもそも外国メーカだったら適当設計、適当部品な場合もあるかなぁとか思ったりも。
    かなりあると思います。
    当然アナログ機材なので、目盛りを左右揃えた状態でも少々のレベル差が出てしまうことは仕方ないとは思うのですが、
    例えば、目盛りを右10,左10に合わせた時よりも、右10,左11に合わせた時のほうが左右差が少ない個体とかが結構あるので、
    そういう、左右誤差がツマミの目盛り上での1クリックを越えてくるような場合は、
    ちょっと設計や部品の品質に文句をつけたくなってしまいます。
    (そういう安物しか使っていない自分が悪いのですが。)

  • #13840 返信

    hiki

    はじめまして。

    こちらのフォーラムでの話題と同じ疑問を持っており、
    インターネット検索で辿り着きました。

    解決方法に関しまして、こちらで書き込みされている内容から進展、
    もしくは新たに発見された情報などがありましたら、
    ご教示いただけませんか?

    私の場合は、テストトーンを流しメーターをチェックして、
    最終的なボリュームが一致するように調整しています。
    2チャンネル以上のアナログ機材は、各チャンネル間でバラつきがあるのは仕方ないとは思うのですが、
    チャンネル間の特性の僅かな差をゲイン・ボリュームによって調整するのみだと、
    仕上がりに問題(左右間での差)が生じるのでは?と危惧しております。

    商業用スタジオも含め、ハードウェアを使用している方は、チャンネル間の僅かな特性差には目をつぶり、
    同じようにボリュームを合わせてそのまま使用しているのだろうか、と気になっています。

    もしよろしければ、お手隙の際にレス頂けると幸いです。

    • #13845 返信

      中島

      はじめまして。久しぶりにここのフォーラムに書き込みがあって嬉しいです。

      最初の投稿でも少し触れましたが、私はチャンネル間の特性差を減らすためには、
      片方のチャンネルの音を位相反転させ、もう片方のチャンネルの音と合成した時の音量を測るという方法をとっています。

      最初の頃は、私もステレオ機器の左右の「音量差」のみに注目し、
      同じ音量のテストトーン(ホワイトノイズ)を両チャンネルに流し、
      その音声をDAWに戻してDAW内のメーターで音量を揃える方法をとっていたのですが、
      それだと、2チャンネル間の音量は同じでも特性が異なるというケースを見逃してしまうと思って方法を変えました。

      なので今は、ステレオのアナログ機材を通過したテストトーンをそれぞれDAW内で逆位相にして合成し、
      その合成後の音量をラウドネスメーターで測るという方法をとっています。

      https://cldup.com/XnyhBb9IJu-1200×1200.pngDAWで特性合わせ
      このスクリーンショットでいうと、TestToneトラックからホワイトノイズ等を出力してハードウェア機材に送り、
      ハードウェア機材を通過して戻ってきた音声をFrom Lトラック, From Rトラックに入力します。
      From Lトラックは位相反転してあるため、Meterトラックに入力される音声はFrom Lトラック, From Rトラックの差分となります。
      なので、この差分の音量が小さいほど、両チャンネル間の特性差も小さいと見なせるわけです。

      新たな進展としては特には無いのですが、前述のゲインステージが2つ以上あるような機材にて、
      GainノブとOutputノブとのいずれか一方を、一時的に可変抵抗から固定抵抗に置き換えるスイッチでも付ければ、
      それを基準として正確なレベル合わせができるのではないかと漠然と考えているところです。
      その際の固定抵抗は、事前に厳密にチャンネル間の特性の揃ったものを用意しておく感じです。

    • #14034 返信

      hiki

      丁寧なご回答をいただき、感謝しております。

      テストトーンを片チャンネル位相反転する方法は、早速取り入れさせていただきました。

      チャンネル間の結構大きな特性差や、ノブの位置のズレ自体に関しては、
      私の環境でもほぼ全ての機材で見られますが、
      こちらに関しては、やはり物理的に特性を合わせるしかないのかもしれませんね。。

      ゲインステージが2つ以上ありノブにクリックもない機材に関しては、
      現時点ではある程度大雑把に使用していますが、今後必要性を感じたら検討しようと思います。

      ノブ位置(目盛)のズレに関して、初期不良や故障を疑っていた事もあったので、
      その意味でも、こちらのトピックは非常に参考になりました。

      私も今後新しく情報を発見したらシェアさせていただきたいと思います。

      ありがとうございました。

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