最高のインターフェイスワークフローを実現するEQ、FabFilter「Pro-Q3」リリースです。
Pro-Q3
視認性・操作性が非常に優れたEQで、まさしく業界標準と言って良いでしょう。多機能ですが、使い方は直感でも分かる部分が多くまずはデモってみることをオススメします。良さがわかるはずです。
ここでは簡単に新たに搭載された機能をご紹介します。
ダイナミックEQ
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Pro-Q3になり、ダイナミックEQが搭載されました。これは大きな進化ですね。いくつかのEQをお蔵入りにしてしまうほどではないでしょうか。
マスキング検知機能
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マスキング(周波数帯のかぶり)を検知し、赤色で表示します。EQポイントが明確になりますね。各トラックに立ち上げて切り替えつつイコライジングが素早く行えます。これは強力です。
例えばキックとベースのスペクトルを重ねて表示し、かぶりの部分をEQする、といった具合です。
Bricwallスロープ搭載
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ローパス・ハイパスフィルターには「Brickwall」スロープを搭載。直角にカットできます。
Tilt EQ
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直線的にEQをします。とても自然な感じにかかるのが特徴です。
サイドチェイン
ver3.1になりサイドチェイン機能が追加されました。外部入力も視覚的にアナライズ出来るので調整しやすいですね。
その他にも、各バンドごとに、M/SまたはL/R処理が可能、フルサラウンドサポート(Dolby Atmos 7.1.2まで)にも対応しています。他にも多数改良が加えられより使いやすく進化。
これだけの機能が追加され、圧倒的な使いやすさはそのままというEQスタンダードの地位をより強固にしてきた印象です。
アナライザーとしても視認性抜群ですし、負荷も軽いので使用する環境を選びません。
チュートリアル動画が公開されています。
Pro-Q2ユーザーはアップグレード価格が適用され、9,800円前後で購入可能です。
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新規購入価格は19,800円前後となっています。
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