コモドール64にインスパイアされたシンセ、SyS Audio Research「Ton-Geraet 1(SyS TG1)」無償配布開始です。
SyS Audio Research「Ton-Geraet 1(SyS TG1)」
2010年にリリースされた有償のソフトウェア「SyS TG1」が「Ton-Great 1」としてグレードアップされ無償配布が開始されました。
C64と8ビットサウンドの世界から来たWertstahlは、16ビットのコンテキストでSIDサウンドチップのように動作するシンセサイザーを常に欲していました。
SIDサウンドチップの機能は限られていますが、波形を連続的に切り替えたり、アルペジオリストを使って擬似コードを作成したりすることで、魔法をかけることができます。それにインスパイアされて、SyS TG1の心臓部であるウェーブモーフシーケンサーが誕生しました。
サウンドを再生している間に、ある波形から別の波形へと連続的に切り替えることができるだけでなく、波形が滑らかにモーフィングされます。
これにより、オーバートーンやサブトーンのトランジションが多数発生し、SyS TG1に独特のサウンドを与えています。
さらに、音の操作はできるだけシンプルで直感的なものであるべきだと考え、ダブルFMユニットとAkai S-1000にインスパイアされた12ビットローパスフィルターを追加しました。非常にノンレゾナンスでソフトなサウンドを実現しています。
さらに、SETUPページにはミキシング・ルーティン・スイッチとクラフトワーク・インスパイアードの “Stoerstrahlung “ボタンがあります。
Windowsのみ対応です。