ソニー・ミュージックエンタテインメント「Soundmain」ボーカル抽出機能リリース!

ソニー・ミュージックエンタテインメントが展開する、音楽制作にまつわる様々な機能を提供する新しい音楽制作プラットフォーム「Soundmain」。

その中のブラウザ上で音楽制作が出来るサービス Soundmain Studioに、この度、新機能である、ボーカル抽出機能がリリースされたので、ご紹介します。

ボーカル抽出機能

ボーカル抽出機能とは、ソニーグループによるAIによる音源分離技術を活用した機能のひとつで、例えば歌モノのステレオ音源などから、クリアなボーカル音声のみを抽出することが可能です。

その品質は、極めて自然であり、高品質なボーカル音源を作成することができます。

ボーカル抽出の手順は非常に簡単かつ、極めて直感的です。

Souindmain Studioのブラウザ上にドラッグ&ドロップし、ボーカル抽出のボタンを押すだけ。

※ボーカル抽出使用には、Standardプランへの加入が必須になります。使用時に100ポイントを消費します。

市販曲のWAVファイルを読み込んで試してみたのですが(※)、約3分半のオーディオファイル(容量58.8MB)であれば、2分20秒ほどでボーカル抽出が完了。

※機能の動作や精度を試すため私的利用の範囲で作業を行っています。市販曲の音源や抽出した音素材を音楽制作などに使用するには、権利者の許諾が必要です。

驚くべきはそのクオリティで、パッと聴いた感じでは違和感はないほど。

ボーカルのリバーブ成分まで滑らかに抽出できたのには感動すら覚えました。

なお、Soundmain Studioにすでに搭載されている音源分離機能も、ボーカル抽出機能と同様に、ソニーグループのAI技術を活用した機能のひとつになります。

“世界中で注目されている、様々な音が入っている音源から特定の音を抜き出す技術「音源分離技術」。あまり知られていませんが、音源分離技術を評価する「Signal Separation Evaluation Campaign(SiSEC)」という国際コンペティションで、ソニーグループは2015年から音楽部門で3期連続ベストスコアを獲得しました。”

参考記事;音楽制作の世界が変わる。世界最先端の「音源分離技術」が作りだす未来とは?

また、上記記事内では、ソニーグループの音源分離技術により抽出された音源などの試聴が可能ですので、是非チェックしてみてください。

ボーカル抽出どのように使う?

ボイスメモ→デモとして完成

  • 弾き語りをスマホのボイスメモで収録→ボーカル抽出→デモ完成
  • すべてWeb上で完結するのもポイント

セルフリミックス

  • 弾き語りをスマホのボイスメモで収録→ボーカル要素のみ抽出→バックトラックをSoundmain Studioにて制作したループトラックと差し替え→ボーカルと組み合わせて別バージョンを作成

さいごに

「分離音か原音か区別できなくなるのが究極のゴール」を目指して開発が継続されているので、今後さらにパワーアップしていくことに期待が高まります。

抽出したボーカルトラックを、Soundmain Storeで購入したサウンドと組み合わせる、などといったことが手軽に素早く実現することでしょう。

メインDAWに組み合わせる強力な機能としても魅力的ですね。

Soundmain公式サイトはこちら

ABOUTこの記事をかいた人

シンセサイザーを使って音楽制作してます。ゲーム音楽をはじめとする電子音楽大好きです。シンセやゲームを主題にしたブログもやってます。 DTM・シンセサイザーなど音楽制作に関わるセール情報・ニュースを発信するサイトも運営中。