Steinberg「Cubase 12」にキズナアイの歌声「Kizuna AI Original Singeroid #kzn」をバンドルした、本数限定オリジナルコラボパッケージの販売が発表されました。
キズナアイの歌声ライブラリである「Kizuna AI Original Singeroid “#kzn”」が、AI歌唱ソフトウェア「VoiSona」の新ボイスライブラリとしてリリース（2023年4月21日）され、そして5月23日に本数限定でCubaseとのコラボパッケージの販売となります。
Steinbergと言えば、親会社であるYAMAHAの「VOCALOID」のイメージが強い方も多いと思うのですが、サードパーティとのコラボパッケージを販売するというオープンな方向性は、ユーザーとして歓迎すべきではないでしょうか。
本数限定オリジナルコラボパッケージ
『CUBASE VoiSonaコラボ版 #kzn』は、AI歌唱ソフトウェア「VoiSona」のボイスライブラリ「#kzn」の声で音楽制作ができる、ソフトウェアとボイスライブラリのセットです。
「CUBASE PRO 12」「CUBASE ARTIST 12」のいずれかと、「VoiSona」の「#kzn」の1か月無償サブスクリプションカードを同梱し、手にしたその日から創作を楽しめます。
パッケージは、映像クリエーターのKEIGO INOUE氏と、書体アーティストのゆうたONE氏による描き下ろしデザインを全面にあしらった完全オリジナルです。
期間中に、『CUBASE VoiSonaコラボ版 #kzn』を購入した方に抽選で、「VoiSona」の「“#kzn”」の12か月サブスクリプションカードが進呈されます。
購入期間： 2023年5月22日（月）～ 8月13日（日）
価格はCubase単体と変更がないため、かなりお得なバンドルだし、オリジナルデザインのパッケージも魅力的です。
※応募方法は、『CUBASE VoiSonaコラボ版 #kzn』に同梱のフライヤーをご確認ください。
Kizuna AI Original Singeroid #kzn
「Kizuna AI Original Singeroid “#kzn”」は、歌唱特化型AIのキャラクター#kznのボイスライブラリです。
「VoiSona」の姉妹ブランドである「CeVIO AI（チェビオエーアイ）」のサードパーティーボイスライブラリとして2022年2月に通常販売が開始され、2023年4月21日（金）から「VoiSona」で展開することが決定しました。
VoiSona 概要
株式会社テクノスピーチが開発した、最新のAI 技術で人間の歌声をリアルに再現するAI歌唱ソフトウェアです。音声提供者およびクリエーターの双方をサポートする循環系の構築を目的とし、2022年9月に公開されました。
「VoiSona」は「Voice（声）」と「Persona（人格、魅力）」を結合した造語で、音声で多様なパーソナリティを表現したいというメッセージが込められています。
Cubase 12
CUBASE 12の新機能は主に次のとおりです。
- 新ライセンスシステム”Steinberg Licensing”
- オーディオからのコード検出
- オーディオワープ機能の向上（Pro/Arrist）
- VariAudio スケールアシスタント（Pro/Arrist）
- フェルトピアノ音源「Verve」追加（Pro/Arrist）
- 新プラグイン「FX Modulator」追加（Pro/Arrist）
- 新プラグイン「Raiser」追加（Pro）
- ディザリングプラグインが「Lin Dither」に刷新
- MIDI コントローラーとの連携向上
- サラウンド、Dolby Atmos 対応 （Pro）
- ロジカルエディターの進化（Pro）
- その他の編集ワークフローの向上
- Apple Silicon Native に対応 など
詳細はレビューにまとめてあるので是非参考にしてください。
本数限定オリジナルコラボパッケージの購入はこちら
Cubase Proバージョン
価格は62,700円となっています。
Cubase Artistバージョン
価格は35,200円となっています。
