映画音楽の巨匠Max Richter監修、繊細な表現を得意とするピアノ音源SRM、SRM SOUNDS「MAX RICHTER PIANO」リリースです。
MAX RICHTER PIANO
『MAX RICHTER PIANO』は、映画音楽を中心に名を馳せるピアニスト/現代音楽家 Max Richter 氏の名を冠する、KONTAKT対応のピアノ音源です。
Max Richter氏が楽曲制作において使用するものと同型のフルコンサート・グランドピアノ「スタインウェイ D Spirio | r 」を用い、氏らが設立した静謐な「Studio Richter Mahr」で収録されたこだわり抜かれたサウンドが特徴です。
インストゥルメントは、ピアノの屋根を開けた『Piano Open』と、ピアノの屋根を閉じてカバーをかけた『Piano Closed』の2種類を収録。また、それぞれのサウンドごとに、リバーブの強さやキータッチへの反応をコントロールするノブを搭載。クリエイターが自身の表現したいストーリーを託すのにふさわしいピアノサウンドに近づくための最短経路を提供します。
あえて強音を排除し、おおまかにmp(メゾピアノ)以下に絞った10段階の強さに対応する本製品は、映画音楽やプログレッシブ・ロック、アンビエントなどで用いられる繊細で情感あふれるピアノサウンドの表現に特化した、まさに「スペシャリスト」としてのピアノ音源といえます。
インストゥルメント『Piano Open』の特徴
フルコンサート・グランドピアノ「スタインウェイ D Spirio | r 」の屋根を開放した状態で演奏したサウンドを収録
MICROPHONES(マイクセッティング)
- 以下3種類のマイクにより録音されたサウンドをミックス可能
- VINTAGE RIBBON(ヴィンテージ・リボンマイク):Coles 4038 をクローズアップでステレオセッティング
- MODERN RIBBON(モダン・リボンマイク):SE Electronics RNR1 Rupert Neve Designs をクローズアップで2台設置
- PENCIL(ペンシル・コンデンサーマイク):Schoeps MK4 をピアノ・ハンマーの真上に設置
インストゥルメント『Piano Closed』の特徴
フルコンサート・グランドピアノ「スタインウェイ D Spirio | r 」の屋根を閉じ、厚いカバーをかけた状態で演奏したサウンドを収録
MICROPHONES(マイクセッティング)
- 以下3種類のマイクにより録音されたサウンドをミックス可能
- VINTAGE RIBBON(ヴィンテージ・リボンマイク):Coles 4038 をピアノの真下に設置
- MODERN VALVE(モダン・バルブマイク):Neumann U67 のステレオセッティング
- AMBIENT(アンビエント):Schoeps MK2H を録音室の天井の角に設置
Studio Richter Mahrについて
本製品『MAX RICHTER PIANO』の制作においてレコーディングに使用されたスタジオ「Studio Richter Mahr」は、Max Richter氏とビジュアルアーティストのYulia Mahr氏により設立されたスタジオです。
イギリスの郊外のOxfordshireに居を構える農場の母屋を、太陽光発電とヒートポンプによる発電機構を備えたサステナブルな仕事環境としてリフォーム。地に足のついた、かつ新しさに満ちたクリエイティブなアイデアの源泉となっているスタジオです。
通常31,300円のところ、27,000円となっています。