超広帯域再生を実現する密閉型モニターヘッドホン、SONY「MDR-M1」リリースです。
MDR-M1
超広帯域再生と高い遮音性を備えた密閉型音響構造により、詳細で正確なモニタリングが可能になり、幅広いオーディオ制作ワークフローに対応できます。
専用設計ドライバーユニット
音質の核となる振動板は、充分な量感と低歪で低音域を再生するための柔らかさと、超高音域を再生するために形状を保持する硬さとを兼ね備える必要があります。そのため、複数回に渡る試作を経て、5Hz-80kHzの超広帯域再生を実現する特殊な振動板形状を採用しました。
密閉型音響構造
ボーカリストや楽器奏者がレコーディング時にヘッドホンをモニターとして使用する場合、ヘッドホンから漏れる音をマイクが拾ってしまうことがあります。また、エンジニアが外出先でのミキシング作業に使用する場合、周囲の音を可能な限り排除したいというニーズもあります。幅広い音楽制作シーンで活用できるよう、高い遮音性を備えた密閉型音響構造を採用しました。
ビートレスポンスコントロール
ハウジング上に設けたポート(通気孔)により、低域における通気抵抗をコントロール。振動板の動作を最適化することで低域の過渡特性を改善し、リズムを正確に再現します。
クリエイターとの共創
刻々と変化する制作環境に対応するため、様々なクリエイターにインタビューを実施。各クリエイターとの綿密なコミュニケーションと音の調整を通して、音源の制作意図を的確に再現するサウンドを目指しました。
柔らかく厚手のイヤーパッド
正確な音源再生のため、様々な耳の形状にフィットするとともに、長時間の作業でも快適な装着感を実現するため、イヤーパッドの形状を徹底的に設計しました。十分な厚みのある低反発ウレタンフォームを採用し、気密性を確保しています。
軽量設計
音楽制作において、ヘッドホンの連続使用時間が6時間を超えることもあります。長時間作業による負担を軽減するため、ヘッドホン本体の軽量化を徹底的に行っています。数々のヘッドホン開発で得た知見を活かし、細部に至るまで軽量化を実現しました。
着脱式ケーブル
ヘッドホンケーブルを着脱式にすることで、不意の断線にも対応しやすく、用途に応じて長さの異なるケーブルに交換することも可能です。ヘッドホンとの接続部はネジで固定されているため、作業中にケーブルが不意に外れることもありません。
交換しやすいイヤーパッド
サービスパーツとして交換用イヤーパッドを用意しており、ユーザー自身での交換が可能です。
さまざまな機器への接続
ネジ式のプラグアダプターにより、φ6.3mmステレオ標準ジャックやφ3.5mmステレオミニジャックの機器に簡単に接続できます。ポータブル機器でのリスニングにも使えます。
通常45,100円となっています。