以前にも当ブログでご紹介した電子書籍 “Mastering with Multiband Compression”。
その著者であるIan Shepherdは、毎年恒例となったイベントDynamic Range Day (DRD)の主宰者でもあります。
今年で16年目を迎えるDRDが3月27日に開催されることを記念して、”Mastering with Multiband Compression”のセールが実施されます。
Mastering with Multiband Compression
音楽制作用ツールの中でも、比較的難解とされるマルチバンドコンプ。
その数ある用途の中でも、ことマスタリングではどのように使うと効果的か?何に注目すべきか?をまとめた電子書籍です。
マスタリング・エンジニアとして長年活躍してきた著者自身の経験に基づく実践的な内容となっており、初心者から上級者まですぐに制作に取り込めるヒントがちりばめられています。
Dynamic Range Dayとは?

音圧競争は「大きい音は常に良い」という思い込みから起こりました。
しかし、この考えには致命的な欠陥があります。
80%以上のリスナーが、音量が自動調整されるリスニング環境下にある現在、ラウドな楽曲はけっきょく音量が下げられた状態で聴かれています。
これに対し「バランスの取れたダイナミクスを目指した方が音楽は活きる」というメッセージを広めるために、Dynamic Range Dayが創設されました。
音圧競争に参加する必要はありません。
21世紀においては、音楽を「より大きく」するのではなく「よりダイナミック」にすることで優位に立つことができます。
音圧競争サウンドの致命的な欠陥
一言で言えば:良い音がしません。
- 音圧と売上に相関はないという研究結果があります
- 音楽を作る側が考えるほど、リスナーは楽曲ごとの音圧の差を意識していません
- ダイナミックな音楽の方がラジオでより良く聴こえます
- 現代のリスニング環境において、音圧を上げることは無意味になりつつあります
- 大半のリスナーは、ラウドな音楽に対して単純に音量を下げて対応します
つまり、「ラウド」な音楽は、ラジオ、オンライン、モバイルプレーヤー、CDプレーヤーのいずれにおいても何のメリットもありません。
21世紀において、音圧競争への参加は無意味です。
それでも、ほぼすべての新譜が限界まで圧縮されています。なぜ人々はそうするのでしょうか?
その答えの一つは【ラウドネス戦争の不都合な真実】にてお読みいただけます。
Dynamic Range Dayへの参加方法
- アーティストの表現意図が守られるよう配信事業者に正しいレベル管理を求める【オンライン署名】に参加する
- 【Facebookページ】に「いいね!」をする
- 【Dynamic Range Dayチャレンジ】に参加する
- 【Facebook】や【Instagram】でイベントをフォローする(ハッシュタグ #DynamicRangeDay)
- 自分のサイトやブログにDRDについての記事を投稿し、【イベントのページ】を紹介する
- 自分でDRDの集まりを開催する。必要なのは良い仲間と、音量を11まで上げられるサウンドシステムだけ!
Dynamic Range Dayアワード
毎年、前年にリリースされた楽曲の中から、音圧競争への参加よりもダイナミクスを優先し、かつ成功を収めた作品に賞が贈られています。
【過去の受賞作品リスト】では、YouTubeの音源が見やすく並べられています。
Mastering with Multiband Compression日本語版の購入はこちら
通常価格3,900円のところ、2026年3月27日まで1,000円オフの2,900円にて購入可能です。
クーポンコード「DRD2026」を使用して下さい。















