映画音楽の巨匠Max Richter監修、対話のように音を紡ぐアップライトピアノ音源、SRM SOUNDS「SLEEP Piano」リリースです。
SLEEP Piano
『SLEEP Piano』は、映画音楽やコンセプチュアルな音楽作品で名を馳せるピアニスト/現代音楽家 Max Richter 氏の監修により作られた、KONTAKT PLAYER対応のピアノ音源です。
Max Richter氏の音楽作品『SLEEP』の構想および作曲において使用されたアップライトピアノ「KAWAI BS-20」を用い、氏らが設立した静謐な「Studio Richter Mahr」で収録されたこだわり抜かれたサウンドが特徴です。
本作のインストゥルメントは、mp(メゾピアノ)以下に絞った4段階の強さに対応。ただ、本作は単なる「弱音(じゃくおん)しか出ないピアノ音源」ではありません。
本作が提供する弱音は、繊細な感情の揺れ動きを表現するものというより、子どもが寝息を立てているときにすら演奏できるような、心を落ち着かせる温かく平穏なもの。同じく SRM Sounds が手掛ける弱音を得意とするピアノ音源『MAX RICHTER PIANO』とは少し性質の異なる、「低輝度」なサウンドを提供します。
また本作は、かつてMax Richter氏がそうしたように、楽曲のスケッチを紡ぎ上げる内省的な作業にも適している、という点も大きな特徴です。シンプルさとウォームさ、そしてピアノとしての生命力を併せ持つサウンドは、さながら「楽器との対話」のように、クリエイターやリスナーの思考プロセスに溶け込みます。
ヒーリングやミニマルといったジャンルの楽曲に合うことはもちろん、「曲の構想を練る時にとりあえず立ち上げておく音源」としても重宝すること間違いなしです。
Kontakt Player(無料)に対応しています。46
通常17,300円のところ、13,700円となっています。