あらゆるプロオーディオ業務を飛躍的に進化させる、Steinberg「Nuendo 12」発表です。
アップデートキャンペーン開催中なので合わせてチェックしてみてください。
Nuendo 12
明瞭なスピーチは、ストリーミングコンテンツや映画、TV の音声において最も重要な要素です。Nuendo 12 ではダイアログを聞き取りやすくするだけではなく、サウンドデザイナーやポストプロダクションスタジオが可能な限り素早く正確に、効率的に作業を行えるように、多くの新機能と改良を施しました。
主な新機能
- AI による台詞検出機能を搭載 AI とアルゴリズムによって、ロケ時の収録音から背景の雑音に関係なく台詞だけを確実に検出し、かつ無音部分を除去することが可能になりました。最後に使った設定で無音除去をする新コマンドを選択することで、ユーザーは以降、同一の値で検出処理を実行することができます。
- ADR システムの刷新 イベントからマーカーを作成する新機能を搭載しました。ADRが必要なプロジェクトで、ADR マーカーをインポートするための表形式スクリプトデータがない場合に、1つまたは複数の既存のオーディオイベントを選択することで ADR マーカーを自動的に作成することができます。また、より柔軟なマーカー処理にも対応しました。マーカーウィンドウでマーカーを選択すると、『Nuendo 12』のプロジェクトウィンドウでそのマーカーが選択され、逆もまた同様に選択の連動が可能です。加えて、マーカートラックにマーカーの属性 (キャラクター名など)を表示するよう設定できるようになりました。さらに、新しいキーコマンドも追加されています。
- 「Netflix TTAL ダイアログスクリプト」のインポート・エクスポート対応 Netflixで採用されているTTALダイアログスクリプトは、台詞の文字情報やキャラクター、有用なメタデータを含む、記録可能なADRマーカーに変換されるだけでなく、インポートやエクスポートも可能です。また、 ADR 制作中のスクリプトの変更は、『Nuendo 12』のマーカーエディター内で文書化することができます。
- Headphones Match プラグイン ヘッドホンによるバイノーラルコンテンツの周波数領域と空間領域を判断するためには、ニュートラルな周波数特性が不可欠です。「Headphones Match プラグイン」は、387種類のヘッドホンモデルに対してモニター出力に正確な補正カーブを適用します。また、異なるヘッドホンの音をエミュレートすることも可能です。
- Dolby Atmos バイノーラル・ダウンミックスに対応 「Nuendo 12 Renderer for Dolby Atmos」は、Dolby Atmos ミックスのバイノーラルリレンダリングを可能 にしました。すべてのベッドとオブジェクト入力をレンダリングし、HRTF(頭部伝達関数)フィルターを用いて、ヘッドホンでのマルチチャンネル・オーディオ再生による没入感を再現します。
ドングル不要の新しいライセンス管理
Nuendo 12 は新しいライセンスシステム Steinberg Licensing を採用。これにより物理ドングル USB-eLicenser が不要になり、アクティベーションやライセンス管理もより柔軟になりました。
【グレースピリオド】3月17日以降にNuendo 11をアクティベートすると、Nuendo 12ローンチ後の自動ライセンス付与の権利が得られます。
発売は5月予定です。
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Nuendo 12
価格は110,000円となっています。
Nuendo 12 Update
価格は22,000円となっています。
Nuendo 12 EDU
EDU版は、学校教員および学生の方が対象のパッケージとなります。ご注文後にご案内させていただきます申請書のご提出が必要となりますので、あらかじめご了承ください。