柔軟&高品質なストリングス・ランを収録したフリー音源、VIENNA「HELLO FREE INSTRUMENTS: VIOLIN RUNS」無償配布開始です。
HELLO FREE INSTRUMENTS: VIOLIN RUNS
VIENNA SYMPHONIC LIBRARY社の無償音源『VIOLIN RUNS』は、14人のヴァイオリン奏者によるオクターブ・ランを収録し、Vienna Synchron Playerの整ったパッチ構成を駆使してあらゆるスケールと旋法を表現しています。
特によく整った弦楽器奏者のアンサンブルで演奏されるランには、正確な演奏による「滑らかさ」と、僅かな揺れによる「生々しさ」が同時に存在します。そのため、楽曲の躍動感や臨場感を高めるには、単音でストリングス・ランを作るよりも、あらかじめ録音されたランを使用した方が良い場合があります。
このアンサンブルは、VSL社のセカンド・スタジオでありタイトなアンビエンスを持つ「Silent Stage」で収録されているため、あらゆる音響環境に適用可能なストリングス・ランが利用可能です。Vienna Synchron Playerに搭載されているコンボリューション・リバーブやアルゴリズミック・リバーブ、または外部エフェクト・プラグインを使用することで、さらにサウンドを思いのままに操ることが可能です。
本製品に収録されているランは、すべてのマイナースケール、メジャースケール、ギリシャ旋法に対応し、それぞれ上向きと下向きで演奏できます。さらに、これらはすべて以下の2つのバリエーションで利用可能です。
Fixed runs
キーを入力するとファスト・ランが演奏され、1オクターブ上または下の長いサステインの演奏に着地します。
Perform Run
長音符を演奏し、1オクターブ上または下のキーを入力することでその音符に向かってランを演奏し、再びサステインの演奏に戻ります。また、上下のランをつなげたり、ランの一部だけをトリガーにしてバリエーションをつけたりすることで、美しいロングパッセージを作ることができます。
Vienna Synchron Playerのタイムストレッチ機能を使えば、すべてのランを簡単に任意のテンポに調整でき、ストレッチ・ファクター・スライダーを使ってリアルタイムでランを加速・減速させることも可能です。
ミキサーのプリセットには、様々な長さのリバーブや、ファーストまたはセカンド・バイオリンの配置が設定されています。Synchron Playerの本格的なミキサーをふんだんなく使用し、lush、bright、close、classic、distant、wide、retro、sentimentalなど、多くの特性のサウンドを表現できます。