バーチャルアナログに主眼を置いたシンセサイザー、Rob Papen「BIT-2」リリースです。
5月8日付で国内もリリースされました。
BIT-2
BITはBack In Timeの略で、タイムトラベルのレベル2に移行します!
BIT-2は、他のRob Papenシンセサイザーに見られるような、アナログモデリングとハイブリッドシンセシスを組み合わせたものではなく、アナログモデリングシンセシスに主眼を置いています。
アナログ・シンセサイザーの魅力はそのままに、ロブ・パペン・ブランドがまだカバーしていないアナログ・シンセサイザーの魅力に着目しています。
BIT-2にはパッチケーブルはありませんが、モジュール化されています!パッチングにはモジュレーション・マトリックスを使用しますが、オシレーターの下にはスマートな「アドバンスド」パネルが搭載されています。このアドバンスド機能(ADVスイッチを切り替えることでアクセス可能)では、LFOやエンベロープなど、いくつかの接続をオシレーターのパラメーターに素早く行うことができます。
新たに追加されたのは、オシレーターにあります。オシレーター1や2の内部で生成される複数のオシレーター、スーパーソー波とスーパースクエア波を搭載しています。これにより、より柔軟な音作りが可能になりました。
前バージョンから引き続き、Oscillator 2をOscillator 1でモジュレートするオプションが用意されており、フェーズ・モジュレーション、周波数モジュレーション、リング・モジュレーションなど、サウンドパレットを大幅に拡張することができます!
2つのアナログ・フィルターが新しいモードによって拡張され、サウンド・シェイピングの能力をさらに高めています。
アルペジエーター/シーケンサーは、スタート・ステップとエンド・ステップを動的に変化させることができ、リアルタイムに変化するパターンを楽しむことができます!また、演奏されたアルペジエーター/シーケンサーを音楽的に変化させることができる「マジック」パラメーターも新たに追加されています。アルペジエーター/シーケンサーはモジュレーターとしても機能し、追加のフリー・ローを備えているので、モジュレーション・マトリクスを使用してBIT-2の他の部分をモジュレートすることができます。
AMPセクションは、複数の歪みオプションで拡張され、すべて「声」ごとのレベルになっているので、コードを演奏しても醜い音になることはないでしょう。
GUIの最下部にある「リボン・コントローラー」は、マウスや外部MIDIコントローラーを使って、複数のパラメーターをダイナミックに変更することができます。
最後に、BIT-2の仕上げは、もちろんFXセクションです。いくつかの素晴らしいサウンドのFXが追加・改良されました。また、BIT-2には最高級のリバーブも搭載されており、リバーブを追加するためにアウトボードを用意する必要がありません。
BITは「Back In Time」の略ですが、Analogue Modelled Synthesizer V2を使用することで「Be Inspired Today」という意味にもなります!
購入はこちら
通常9,900円のところ、イントロプライスで、7,425円となっています。
初代BITユーザーはアップグレードが可能です。
通常4,400円のところ、3,300円となっています。