Absynth 6は、Native Instrumentsが開発したセミモジュラー型のソフトウェア・ シンセサイザーです。
複数の合成方式を同時に扱えるハイブリッドエンジンを中心に、視覚的に操作できるブラウザやエディターなど直感的な音作りに特化した設計がされています。
複雑な構造のサウンドもグラフィカルな操作で簡単に作成・編集できるため、プロだけでなく初心者にも扱いやすいツールとして注目されています。
単に高機能なだけでなくインスピレーションを刺激しながら音を「探す・作る・変える」というプロセスを、ひとつの流れで行えるように設計されています。
音色選びに時間を取られることなく、自分の感性を活かしたサウンド制作が可能です。
作曲やサウンドデザインの初期段階からアイデアを形にしやすくなっています。
Absynth 6
性能・特徴について
複数合成方式の統合:FM合成、グラニュラー合成、ウェーブテーブル、サブトラク ティブなど、異なる方式を自由に組み合わせて音を構築できる。
ウェーブフォームエディター:自分で描くように波形を編集でき、微細なニュアンスまで音に反映させることが可能。
Preset Explorer:音色名ではなく“印象”や“キャラクター”からプリセットを探せる 視覚型の探索ツール。
ブラウザの音響マップ:プリセット間の音響的な関係を視覚的に表示。近い音や意外な音との出会いを直感的に得られる。
サウンドの進化性:エンベロープやLFOなどを使って時間とともに音が変化し続け る“生きた音”を自然に作れる。
動画内容
▶製品について (00:13~)
- 視覚的マップを使ったブラウザに刷新され、従来のバージョンに比べよ り分かりやすくスマートな設計に進化。
- 波形の加工がより滑らかかつ自由に行えるようになり、オシ レーターごとの波形カスタマイズも簡単になった。
- インテリジェントプリセット生成で好みの方向性に合わせて自動的に音色の候補を生成。
- 旧バーションとの互換性もあり安心。6では新たに200以上のプリセットが追加。
▶サウンドチェック (06:42~)
- 複数の合成方式を統合したハイブリッドエンジンによる魅力的なサウンド
- キーワードや音の特徴を選ぶだけで、自動的に関連する音色を提案してくれるインテリジェントプリセット
- より細かなカスタマイズが可能なセッティングページと連携
▶「Mutate」 (09:05~)
- プリセットバリエーションをカスタマイズしながら無限に生成できる高機能
- 「エンベロープ」「patch」等の機能チェック、実演
▶「Effect」ついて (11:18~)
- プラグイン・エフェクトとしてDAW上で使用可能
▶DEMO SONG (12:10~)
簡単なデモトラックを作って、アンサンブル全体でどのような鳴り方をす るのかチェックしてみました。
全トラックAbsynth 6のみ使用して外部エフェクトも使用せず再生しています。
一押しポイント!
「Mutate」がオススメです!
気に入ったプリセットを見つけ出し、Mutateを活用して、よりイメージに近いサウンドにカスタマイズしたりと、細かな設定が可能で時短ツールとしても魅力的です。
改善してほしいポイント
プリセットによっては音量が大きくなりすぎてセレクト時にびっくりす ることがあったので、ある程度均一化されたら嬉しいと感じました。
CPU負荷
- 10~15%程度
- OS:macOS Sequoia
- Apple M4 Max
- メモリ:64 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレー ト:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
”劇伴用”にぴったりというイメージを持ちました。
エレクトロサウンド 全般にマッチする質感で、「無機質なのに温かい」そんなサウンドの印 象を持ちました。
いわゆる”リアルな生のサウンド”というものではなく、デザインされた エレクトリックでオンリーワンな質感がAbsynth 6の最大の特徴だと思い ます。
シンセサイザーについて詳しくない方でも、数クリック・ワンノートで クオリティの高いハイブリッドシンセサウンドを得られるので、時短ツー ルとしてもとても優秀な印象です。