Ample Sound 人気のベース音源シリーズ「AMPLE BASS」のメジャーアップデートバージョンが 「AMPLE BASS 4」です。
前バージョンに搭載されていた“Riffer”(べース・リフ 編集機能) が “Riffer 4” として強化され新搭載されました。ピアノロール画面の追加さで視認性も向上し、より 直感的な作業が可能になっています。
ピアノロールと従来のタブ・モード表示は切り替え可能で、その他、外部MIDIファイルのインポートやDAWへのエクスポートの対応、指定したキーやコードに基づい てノートを自動調整する機能が追加され強化されています。
オーディオエンジンは「Ample Sound v4 Engine」と なり、オーディオ処理のパフォーマンスと効率が改善され、基本性能そのものが格段に向上しています。ユーザーインターフェースは5K解像度対応の高精細なデザインに刷新。
また即戦力として活用できる新しいベースリフ・プリセ ットも豊富に収録され、ベース音源としてとてもレベルの高い製品へと進化しています。
AMPLE BASS
各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。
【動画内容】
▶製品について (00:16~)
- メインページ
- 各パラメータについて
- AMPLE BASS J 4を使用しての実演解説
▶Riffer 4 (04:05~)
- Riffer 4 についての解説
- MIDI エクスポート & EDIT
- 各種パラメーター解説
▶AMP & FX (7:10~)
- AMP & FXについての解説
- AMP プリセットとパラメーターチェック
▶Preset check (11:16~)
- AMPLE BASS ACOUSTIC 4
- AMPLE BASS JF 4
- AMPLE BASS P 4
- AMPLE BASS TR6 4
- AMPLE BASS UPRIGHT 4
- AMPLE BASS YINYANG 4
- AMPLE METAL RAY 5 IV
▶DEMO SONG 4曲 (15:17~)
簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのよ うな鳴り方をするのかチェックしてみました。
ベースパートはすべてAMPLE BASSシリーズ・Riffer プリセットを活用しています。
一押しポイント!
より強化された「Riffer 4」がとてもオススメです。
豊富なラインナップのプリセットはもちろん、指定したキーやコードに基づいてノートを自動調整する機能が追加されたので Editもしやすく、お気に入りのパターンを見つけてそこからカスタマイズしてDAWに取り込んで編集を進めるのがオススメです。
プロクオリティのベースサンド・フレーズを即座に制作楽曲に取り入れることができます。
改善してほしいポイント
プリセットによっては発音タイミングが遅れてしまうセットもあるので、ソフト内での遅延補正モードがあると嬉しいと思いました。
CPU負荷
- 10~15%程度
- OS:macOS Monterey Apple M1 Max メモリ:32 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレー ト:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
さいごに
べース音源としてとても高品位で、更に豊富なプリセットと強力な編集機能“Riffer 4”が加われば 即座にハイクオリティなベースサウンドを獲得できます。新たな刺激とアイディアを得ることができるうえに 時短にもなるとても魅力的な製品です。
視認性も良く操作性もわかりやすい設計なので、ベースの事を詳しく知らないミュージシャン・クリエイターで も安心して導入できると思います。
一押しポイントでもご紹介した「Riffer 4」をはじめ、 BUZZINGやFSA、FSRといった実演奏に付随する弦の 振動やノイズなどの「本物らしさ」を調整できるのも、 AMPLE BASSならではの製品カラーになっていると感じました。
AMPセッティングページも非常にわかりや すくプリセットも豊富で、FXも同様にわかりやすく効果もハッキリとメリハリのつけやすい仕様になっているので直感的に音作りを行えるのも嬉しいポイントです。