打ち込みDTMギター音源でもここまでやれる!AMPLE GUITAR 4 レビュー

Ample Sound 人気のギター音源シリーズ「AMPLE GUITAR」のメジャーアップデートバージョンが 「AMPLE GUITAR 4」です。

アップデートの中核機能である「Riffer 4」により、打ち込み作業の効率化と、リアルかつ表情豊かななギターパートの制作が可能になっています。

ピアノロール画面の追加で視認性も向上し、より直感的な作業が可能で、その他、外部MIDIファイルのインポートやDAWへのエクスポートの対応。

Riffer 4で追加された「Strum Note」により、従来の ギター打ち込みではリアルに再現するのが難しかった和音のストロークをリアルに再現できるなど、 実用性とリアルさを兼ね備えた理想のギター音源に仕上がっています。

コードの変更やコードフォームの編集も、「Strummer」譲りのコード編集画面でスムーズに作業が行えます。

複雑なコードストロークの再現にかかる時間を短縮でき、時短ツールとしても重宝します。

基本性能そのものが格段に向上しています。ユーザーインターフェースは5K解像度対応の高精細なデザインに刷新。

また即戦力として活用できる新しいギターリフ・プリセ ットも豊富に収録され、とてもレベルの高い製品へと進 化しています。

AMPLE GUITAR 4 製品一覧

AMPLE GUITAR 4

音・性能・特徴・使い方など

各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。

【動画内容】

▶製品について (00:14~)

  • メインページ・各パラメータについて
  • いくつかギターをセレクトしての実演解説

▶サウンドチェック (03:25~)

  • いくつかギターをセレクトしての実演解説
  • 「Riffer 4」「Strummer」を活用したリアルタイム 演奏

▶Strummer(4:43~)

  • Strummer機能を解説
  • プリセットセレクト・モード切り替えての実演

▶Riffer 4(6:46~)

  • Riffer 4機能を解説
  • プリセットセレクト・editorを使用しての実演

▶DEMO SONG 4 (10:59~)

簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。

ギターパートはすべてAMPLE GUITARシリーズ・ Rifferプリセットを活用しています。

一押しポイント!

より強化された「Riffer 4」がとてもオススメです。

豊富なラインナップのプリセットはもちろん、指定したキーやコードに基づいてノートを自動調整する機能が追加されたので Editもしやすく、お気に入りのパターンを見つけてそこ からカスタマイズしてDAWに取り込んで編集を進めるのがオススメです。

キーボード入力が得意な方には特に「Strummer」も オススメです!

 プロクオリティのリアルなギターサンド・フレーズを即座に制作楽曲に取り入れることができます。

改善してほしいポイント

プリセットセレクトウィンドウにプレイバックボタンがあると嬉しいですね。

この部分はアップデートに期待します。

CPU負荷

  • 10~15%程度
  • OS:macOS Monterey
  • Apple M1 Max
  • メモリ:32 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレー :48kHz.
  • AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

豊富なプリセットと“Riffer 4”という強力な編集機能が加われば鬼に金棒です!

即座にハイクオリティなギターサウンドを獲得できます。時短にもなりとても魅力的な製品だと感じました。

操作性もわかりやすい設計なので、ギターの事をあまり 詳しく知らないミュージシャン・クリエイターでも安心 して導入できると思います。

AMPセッティングページも非常にわかりやすくプリセットも豊富で、FXも同様にわかりやすく効果もハッキリとメリハリのつけやすい仕様になっているので、直感的に音作りを行えるのも嬉しいポイントです。

ギターのキャラクター・個性がしっかりと色分けされて 構築されており、「Riffer 4」「Strummer」との相性もよく整合性のとれたサウンドなのも安心信頼できます。

ジャンルを問わず全てのクリエイターのオススメできるギター音源です。

 

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