Sponsored By Crypton Future Media
VINTAGE COUNTRYは、50~60年代のビンテージ楽器がサンプリングされた、カントリースタイルのバーチャル音源です。
主軸となる楽器は「ギター」「ドブロギター」「スチールギター」「フィドル」「バンジョー」「マンドリン」「アップライト」などなど、その時代の風合いをとてもリアルに丁寧にサンプリングされたサウンドで収録。
また、「Arrange Tools instruments」として、ループフレーズ・素材を扱う事もできます。
カントリー特有の演奏方法で豊富でハイクオリティなループフレーズを活用することができ、様々なジャンルにも取り入れることが可能。
マルチパッチも用意されているので、統一感のあるカントリーサウンドのスケッチにもピッタリです。
VINTAGE COUNTRY
音・性能・特徴・使い方など
各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。
【動画内容】
- 「VINTAGE COUNTRYについて」特徴やポイントをピックアップ(00:14~)
- サウンドチェック・機能紹介 (00:34~)
- オススメポイント「Arrange Tools instruments」の紹介 (05:08~)
- Multi Patchesついて (06:29~)
- VINTAGE COUNTRYを使用したデモソング 2曲 (07:12~)
簡単なデモトラックを2種類作ってみました。全パート「VINTAGE COUNTRY」を使用し、アンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。
- Song01はinstrumentsのみを使用してカントリー風味のBGMに仕上げています。
- Song02はオススメポイント「Arrange Tools instruments」を使用したトラック作りの参考例として仕上げています。
一押しポイント!
「Arrange Tools instruments」がオススメです!
収録されているフレーズがとても秀逸で、ワンノートで本悪的なフレーズループが鳴ってくれます。
DAWとのテンポ同期はもちろん、キースイッチによる奏法チェンジ・フレーズセレクト、キーチェンジもとても簡単に行えます。
キーチェンジによる音質劣化や不自然な鳴り方も無く、とても心地よくサウンドに溶け込んでくれます。
改善してほしいポイント
パッチ数は豊富ではあるものの、ドラム系・パーカッション系のパッチが少ないのが寂しかったです。全体のサウンドの風合い、ニュアンスがとても心地よかったのでついつい欲しくなってしまいました。
CPU負荷
- 10~20%程度
- OS:macOS Monterey Apple M1 Max
- メモリ:32 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレート:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
オンリーワンな風合いと色気を持つ製品だと感じました。
50~60年代のビンテージ楽器を中心に構成されたサウンドメイクにはファーストチョイスで間違いないと思います。
独特の個性を持っていることから、パッチによってはピッチが不安定だったり、ノイジーだったりします。
もちろんこの製品の特徴なので問題ないですが、わりと音程が不安定なパッチも存在するので、そのあたりの使い方はひと工夫必要かもしれません。
オススメはやはり「Arrange Tools instruments」です。
POPSはもちろん、ゲーム・アプリ等のBGM制作、劇伴でも活躍してくれそうです。