ケーブルレスってこんなに快適…!
フックアップさんより”バーチャルMIDIケーブル”CME WIDI Masterをご提供頂いたのでレビューしてみたいと思います。
みなさん、PCとキーボードはどのように接続されていますか?
最近でこそワイヤレスMIDIの製品を見かけるようになりましたが、まだまだ圧倒的にUSB MIDI接続が主流で、ビンテージ機材に至ってはMIDIケーブルが必須。
ワイヤレスMIDI接続が可能となる、WIDI Masterの存在は以前より知ってはいて、かなり便利そうだなと予想はしていましたが、実際使ってみるともう後戻りできないと思うくらい便利で快適でした。
ケーブル問題を抱えている方はひとつ悩みが消えるかもしれません。
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WIDI Master
WIDI Masterは、“バーチャルMIDIケーブル”と呼ばれており、ワイヤレスでMIDI機器を接続可能にします。
Bluetooth MIDI は、MMA(MIDI Manufacturers Association)によって承認された新しいワイヤレス規格です。これにより、コンピューターがなくても、ケーブルがなくても、すべての MIDI デバイスを Bluetooth を介し接続することが可能になりました。
ワイヤレスで便利なのはもちろん、古いキーボードなどにはUSB MIDIがなくマスターキーボードとして使用するにはMIDIインターフェイスが必要だったりしますが、それも不要となるのはかなりインパクトのあるイノベーションですね。
パッケージはとてもシンプルで、マニュアルもありません。
MIDI OUT(大きい方)用のメインアダプター、とMIDI IN(小さい方)用サブアダプターのセットです。
大きな特徴として、電源が不要なのが嬉しいですね。MIDIジャックに挿すだけで起動します。
MIDI INに接続する場合は、ミニピンジャックをメインアダプターに接続します。
Mac OSと接続
せっかくなので、古い機材の方が良いなと思い、Roland SK-88 Pro(ハチプロの鍵盤搭載モデル)をセッティングしてみました。
メインアダプターをMIDI OUTに接続します。MIDIキーボードの場合はこれだけでOKです。
ハチプロのようなハードウェア音源を使用する場合でDAWからもMIDIを受信したい場合は、サブアダプターも取り付けます。
往年の名機ハチプロであっても、MIDI入力機器としてはもちろん、ハードウェア音源としてもバッチリ機能してくれました。
少しばかりレイテンシーがありますが、個人的には、便利さの方が勝つくらいのレベルに感じましたね。
マニュアルは付属しないので、設定方法はこちらの動画をどうぞ。
その他、各種環境での接続方法はフックアップさんのYouTubeチャンネルに日本語字幕付きでアップされているので参考にしてください。
Studio Oneを使用しましたが、送受信ともにスムーズに設定することができました。
ハードウェア音源として使用したい場合は、環境設定から新規インストゥルメントを作成して、送信先にWIDI Masterを選択するだけ。簡単です。
さいごに
ワイヤレスは想像以上に快適で便利です。デスクがスッキリするのもポイント。
コンピューターとはBluetooth接続されますが、複数使用すればハードウェア同士も通信可能です。
詳細はフックアップのサイトを確認してください。
購入はこちら
Rock oN➡︎WIDI Master
サウンドハウス➡︎WIDIMASTER