Sponsored by Lunacy Audio
Lunacy Audio CUBEは、キューブ型の部屋の中を縦横無尽に動き回るオーブ、部屋角8つのポイントにそれぞれ単独のサンプルを読み込むことができ、それらサンプルを豊富なパラメーターを駆使してお好みにブレンドすることが出来る視認性の良い幻想的な3Dインターフェイスが特徴的なヴァーチャル・インストゥルメント。
そんなCUBE内で使用できる、拡張音源シリーズの「DUST」と 「CANOPIES」をレビューします。
「DUST」はサウンドデザイナーVenus Theory氏が手がけたタイトル で、全体的に心地よい歪み感と広がりのあるサウンドが得られます。
「CANOPIES」は最新作となっており、アコースティックギータやベ ルといった温かみのあるサウンドソースを軸に、広がり・浮遊感のある 幻想的なアプローチが施されています。
CUBE V1.5 Expansion DUST and CANOPIES
音・性能・特徴・使い方など
特徴やポイントをピックアップし、各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。
【動画内容】
- 「Pack Potal」について (00:21~)
- 「DUST」サウンドチェック (01:06~)
- 「DUST」を使用したDEMO SONG (04:46~)
- 「CANOPIES」について (05:47~)
- 「CANOPIES」を使用したDEMO SONG (09:18~)
【DEMO SONGについて】 簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。 各曲タイトルとなっている拡張音源のみを使用して構成しております。
一押しポイント!
「DUST」と「CANOPIES」共にCUBEでしか鳴らせないOrbitsとの組み合わせで独特のサウンドが得られます。
中でもアルペジオ系のプリセットが秀逸で、ワンノート鳴らしただけで世界観が見えてきます。 動作も軽めなのでスケッチ時のファーストチョイスとして非常にオススメです。
改善してほしいポイント
製品全体としては何もストレスなく、非常によく考えられた設計になっています。 今後のExpansionsの追加・充実に期待を込めて、攻撃的でエッジの効いたサウンド・プリセットも増えるとバリエーションが広がって嬉しいなと思いました。
CPU負荷
- 10~15%程度
- OS:macOS Monterey Apple M1 Max
- メモリ:32 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレート:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
CPU負荷も軽く、スケッチ時のファーストチョイスとしてもとてもオススメです。
歌もの・POPS系にも使えますし、劇伴・サウンドトラック系のBGM制作にも非常に活躍してくれそうな印象でした。改善してほしいポイントにも記載しましたが、攻撃的でエッジの効いた サウンド・プリセットは少なめですので幻想的で浮遊感のある楽曲にベストマッチする2タイトルになっています。
「DUST」と「CANOPIES」それぞれ オールジャンルに活用でき、操作性・視認性も抜群だと感じました。