【デモソングあり】Spectrasonics Omnisphere 3 新機能レビュー | デモで分かる進化と実力

10年ぶりのリリース!

メジャーアップデートした、Spectrasonics「Omnisphere 3」は、音楽プロデューサーおよびサウンドデザイナーの制作ワークフローを根本から変革する可能性を秘めた、包括的な進化を遂げています。

4万以上の膨大なプリセットに加え、Patch Mutations やAdaptive Global Controlsによるワークフローの質の向上、そしてStandalone FX Rackとしてのミキシング機能の独立。

その他にも、MPE対応によるノートごとの多彩な表現、4つのレイヤーを独立変調するQuadzone Modulation、そして世界初のポリフォニック周波数シフターも搭載されています。

完全な後方互換性:Omnisphere 1/2のプロジェクトと100%互換

ユーザーオーディオのインポート:WAV/AIFF(最大 24-bit/192kHz)をサウンドソースとして使用可能で、サウンドデザイナーやプロデューサーが求めるスピードと高品質な音作りの両立を、強力にサポートするアップデート内容となっています。

Omnisphere 3の詳細はこちら(CMJ Store)

Omnisphere 3

音・性能・特徴・使い方など

各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。

【動画内容】

製品について (00:10~)

  • 製品の説明・初見での動作チェック
  • Adaptive Global Controlsを使って即席サウンドメ イク

プリセットチェック (01:46~)

  • ランダムにプリセットをセレクトしながらサウンドチ ェック

Patch Mutations(パッチ・ミューテーションズ)(05:19~)

  • バリエーション生成と解説

FX Rack(09:27~)

  • 合計93種類のエフェクトユニット搭載、そのうち35種類が新規追加

DEMO SONG (10:34~) 簡単なデモトラックを作りサウンドチェックしています。 全トラックは、外部のエフェクトなど使用せずにプリセ ットのみをそのまま使用しています。

一押しポイント

Patch Mutationsは生成されるバリエーションがとに かく優秀で、即座にオリジナルのサウンドを手に入れることができてとてもオススメです。

改善してほしいポイント

特になかったです。

サウンド・デザイン・操作性、どこをとっても素晴らしい製品だと感じました。

CPU負荷

  • 10~15%程度
  • OS:macOS Monterey
  • Apple M1 Max メモリ:32 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレー ト:48kHz
  • AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

Omnisphere 3は、4万以上の膨大なプリセットという 量的な拡大に加え、Patch MutationsやAdaptive Global Controls によるワークフローの質の向上、そして、Standalone FX Rackとしてのミキシング機能の独立という多角的であり的確、そして最短でハイクオリティーなサウンドを生成・カスタムできる魅力的なアップデートだと感じます。

特に、Standalone FX Rackの追加は待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。

こちらもプリセットが豊富なので、シンセやエフェクトにあまり詳しくない方でも安心して導入できると思います。

サウンドデザイナーやプロデューサーが求めるスピードと、高品質な音作りの両立を強力にサポートするアップデ ートだと感じました。

 

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