ベーシックで使いやすく、質の高いシンセサイザー、Steinberg Retrologue 2の連載第2回目です。
前回の記事はこちら。
参考記事:Steinbergが誇るバーチャルアナログシンセサイザーの名機、Steinberg Retrologue 2レビュー【第1回】
今回は動画にてプリセットチェックと、デモ曲を聴いてみてください。
エレクトロなジャンルはもちろん、アコースティックとの相性も抜群なので、そのあたりに注目です。
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Retrologue 2
プリセット・サウンドチェックについて
アナログシンセの持つ温かみと太さに加え、最新機器ならではの機能・ アイディアもプラスされている印象で生々しく柔らかなサウンドから、エッジの立った攻撃的なサウンドまで幅広いサウンドメイキングが可能です。
700以上の豊富なプリセットは、即戦力なラインナップでオールジャンルに対応できる高品位な内容となっています。
中でも特に印象に残ったのが、Padサウンドのレンジの広さと分離の良さ、そしてモーション・アルペジオ系のサウンドは、Retrologue 2ならではのハイブリッドに仕上がっていると感じました。
ベーシック系のシンプルなキーボード・リードサウンドや、シンセベース も音の粒立ちが良く非常に使いやすい印象です。
動画内容
動画「プリセット・サウンドチェック」では、ランダムにプリセットを 選び 赴くままにサウンドチェックした中からオススメお気に入りのプリセッ トをご紹介しています。
DEMOソングについて 2タイプのDEMOを作ってみました。
- DEMO SONG01は、全てのトラックをRetrologue 2で構成しています。DAW内のエフェクトも使用せず、Retrologue 2のみのサウンドでのアン サンブルを感じて頂けるように作りました。
- DEMO SONG02は、メインとなるキーボードパート(エレピ)とシ ンセブラス・ベル・アルペジオをRetrologue 2で鳴らしています。それ以外は生演奏を軸としたベーシックアンサンブルです。
Retrologue 2のみで構成しても、音の立ち上がりも反応が良くキャラクタ ーもしっかり見えてくるので、幅広いサウンドメイクが可能です。
Retrologue 2そのものの個性もしっかり保ちつつ、歌ものアレンジにも自 然と馴染ませる事ができるので、ジャンルを限定する事なく積極的に取り入れる事ができるのも魅力だと 感じました。
さいごに
Retrologue 2はシンプルながら存在感のあるアナログサウンドと軽快な動作が魅力で、手元に置いておきたい万能シンセです。
次回は実践・応用編の、プリセット、音作りについてフォーカスを当てていきます。
ではでは。
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