生々しい真空管サウンドを再現するアンプシュミレーター、TWO NOTES 「GENOME」レビュー

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TWO NOTES 「GENOME」は、簡単な操作性が魅力でありながら、とても生々しく音楽的な新空間サウ ンドを得ることができる革新的なギター・ベース用アンプシミュレータ ーです。

機械学習技術を用いて作成されたアンプモデル(Capture)を60個収録した「CODEX」をはじめ、最新技術であるチューブ・ステージ・モ デリング(TSM™)アンプ・エンジンを搭載したプリ&パワー・アン プ・シミュレートにより、「真空管サウンド」を余すこと無く再現した TSMアンプ・ペダルエフェクター・キャビネット・スタジオFXを収録。

キャビネット・シミュレーションを実現するDynIR™エンジンも搭載されており、リグプリセットも合計100種類以上の本格的なシステム内容となっています。

改良を重ねたインターフェイスは最大10×2個のコンポーネントスロッ トを備えており、幅広いジャンルにも対応・音作りの可能性を無限大に広げてくれます。

GENOME

動画内容

▶製品について (00:15~)

▶ペダルエフェクター・キャビネット・スタジオFXについて (01:12 ~)

▶リグプリセットについて (02:46~)

▶DEMO SONG内で演奏したギターパートを使用した実用例 (03:15 ~) 簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方をす るのかチェックしてみました。Egパートのエフェクト周り全てGENOMEを使用しています。バイパス 時のサウンドとGENOMEをONした時のサウンドを切り替えながら実 際にサウンドの違いと反応を確認していただけます。

▶オートメーションパラメーターについて (09:21~)

▶DEMO SONG (11:50~)

一押しポイント!

とにかくプリセットが豊富で秀逸です! ペダルエフェクター類全般が非常に効きが良く、繊細かつダイナミック な変化を得ることができるため ギター・ベースにとどまらず様々な楽器にも活用できる優れものだと感 じました。エフェクト単体でも欲しいほどです。

「CODEX」もとても魅力的です。機械学習技術を用いて作成されたア ンプモデル(Capture)が60個収録されており、更にNeural Amp Modeller (NAM)、AIDA-X、GUITAR MLのファイルを読み込むこと ができるので、インターネット等で公開されているファイルをインポートして使っていただき際限なきバリエーションの音作りを堪能していた だけます。

改善してほしいポイント

製品全体として何もストレスなく非常によく考えられた設計になっていました。

反応も良く素晴らしいサウンドなので、是非スタンドアローンでもぜひ使用できるようになったら嬉しいです。

CPU負荷

  • 10~15%程度
  • OS:macOS Monterey Apple M1 Max
  • メモリ:32 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレー ト:48kHz. AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

幅広いジャンルに対応できる、数少ない優秀なアンプシミュレーターだ と感じました。

オールジャンルに活用でき、操作性・視認性も抜群で、ンポーネントスロットの組み合わせ次第で非常に表情豊かなサウンド作りが楽しめるので、 劇伴・BGM制作のスパイスとしてとてもオススメできるアイテムにな りそうです。

負荷も非常に軽くボリュームバランスも取られていて、プリセット各種・パラメーターに統一性が感じられるのも好印象です。

各種パラメーターの反応も良く、スムーズに制作に取り込むことができ るプラグインだと感じました。 設定次第ではかなり奇抜でトリッキーなサウンドも出すことができますし、シンプルかつ王道のサウンドメイキングも可能なのでギタリスト・ ベーシストだけでなくとも活用していただけるのではないかと思います。

TWO NOTES  GENOMEの詳細はこちら

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