バーチャルアイソレータープラグイン、Gangnam Acoustics「Seoul8」無償配布開始です。
これはタダのゲインプラグインですね。発案した本人が言ってんだから間違いない。
手の込んだフリのわりには盛大に空振りした感は否めず…お騒がせしてすみませんでしたhttps://t.co/hVoMXPcygW— David Shimamoto (@gyokimae) April 2, 2022
エイプリルフールネタプラグインとのことなので、その辺もふまえてお楽しみください。
Seoul8
DAWマシンの下に置かれた様々なアイソレーターの効果をエミュレートするプラグインです。
実験室の測定に基づいてモデリングされた、オーディオマニア/スタジオグレードのアイソレータを瞬時に切り替えて試聴することができます。
主な特徴
- DAWコンピュータの下に設置されたアイソレータの効果をエミュレートします。
- 世界中から集められた36種類の製品、すべてオーディオマニア/プロスタジオグレードのモデルを収録しています。
- 64bitの倍精度処理と入出力を実現
- サラウンドに対応したマルチチャンネル対応。
- VST2,VST3,AU
※3モデル+バイパスを収録したベータ版(無料)です。
開発の背景
トランスポート、アンプ、ケーブルなど、オーディオ再生システムの振動は、その電流の流れに影響を与え、結果として音の感じ方も変化させることが知られています。このような振動の発生源は、スピーカーから発生する空気圧であることは明らかです。
また、トランスやインダクター、ファンなどの内部部品から発生する微妙な音鳴りも、あまり重要ではないものの、見落とされがちな原因です。
近年、プロデューサーやマスタリングエンジニアは、これらの機器の下に「アイソレーター」を設置し、オーディオの忠実度を損なわないようにしたり、正確な選択によって好みの音色にすることの重要性に気付き始めています。
Gangnam Acoustics Seoul8は、音楽制作で使用されるDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)を組み込んだコンピューターに発生する振動の影響に特に着目しています。
現実のアイソレータをベースにした物理モデルは、オンラインおよびオフラインのバウンス時に現れることが知られている音の足跡をエミュレートしています。