大いなる可能性を秘めたシンセサイザー、Minimal Audio CURRENTレビュー

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Minimal Audio開発の初となるソフトウェアシンセサイザーが「CURRENT」 です。

ウェーブテーブルを活かした自由度の高いサウンドメイクが可能で、グ ラニュラーとサンプル・サブを組み合わせて、さらに幅広くクオリティの高い音作りが可能で、無料のクラウドストリ ーム機能と組み合わせればその可能性は無限大といっても過言ではありません。

フレーズ・ループだけでなくワンショットサンプルも豊富なラインナッ プとなっており、CURRENT一台でかなり幅広いジャンルをカバーできる設計になっています。

主にはEDMサウンドを得意とする印象ですが、グラニュラー機能を軸に、エフェクト部分も強力なラインナップが取扱可能です。(同社エフ ェクト8種類が使用可能) CURRENT内部で直感的・感覚的にトータルサウンドメイクが行える様に設計されています。

CURRENT

音・性能・特徴・使い方

各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。

動画内容

  1. 製品について (00:14~)
  2. 機能・パラメーターについて (00:52~)
  3. コード・生成モード (06:30~)
  4. プリセット・サウンドチェック (07:41~)
  5. DEMO SONG (12:16~)

▶︎DEMOSONGについて 簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。 使用パートは全て「CURRENT 」です。

一押しポイント!

とにかく豊富なプリセットが断然オススメポイントになります。細かなポイントとして「コード生成モード」も魅力的でした。こちらもプリセットの内容が実用的で好印象でした。お好みの波形(単音)をセレクトして、コード生成モードでランダムにショートケーデンスをスケッチするのが面白くてオススメです。

改善してほしいポイント

デフォルトの設定ではアウトプット音量がかなり大きいので、設定機能でレベルを調整設定できると良いなと感じました。

CPU負荷

  • 10~15%程度
  • OS:macOS Monterey
  • Apple M1 Max
  • メモリ:32 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレー ト:48kHz.
  • AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

1から音作りを拘り楽しみたい方にも、サクッとプリセットを選んでト ラックメイキングしたい方にも即戦力となる製品ではないかと感じました。

プリセットのラインナップがとにかく豊富で、サンプル単体で見てもそのクオリティの高さにインスピレーションを駆り立てられます。

9種類のモジュレーションも視認性がよく、レスポンスも良好でマクロ と組み合わせてかなり自由度の高い音作りが可能。

ショートケーデンスをスケッチできる時短ツールとしても非常にレベル の高いシンセサイザーだと感じました。

エフェクトも非常に高品位で、内部で構成できることで統一性のあるハ イクオリティなサウンドメイクが行えるのも嬉しいポイントです。

操作性・音質面どちらも優れたCURRENTは非常にオススメです。

Minimal Audio CURRENTの詳細はこちら

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