コードとコードを“滑らかに繋ぐ”という発想、それをリアルタイムで可能にして従来のMIDIでは不可能だった表現を実現できる、それがFluid Chords 2です。
コードの始まりと終わりに段階的な動きを加えることでサウンドに独特の深みと新しい表情を持たせることが出来ます。
単なるコード入力ツールでは得られなかった「音の流れ」を生み出すことによって、静と動のコントラストが自然に描けるののもFluid Chords 2ならではの魅力です。
高品位で種類豊富な内蔵音源が備わったことで、ただのMIDIツールとしてではなく、より強力なプラグインとして進化しています。
Fluid Chords 2
音・性能・特徴・使い方など
各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。
【動画内容】
▶製品について (00:10~)
- スマート・コード・ベンディング
- インテリジェント・ハーモニー・エンジン
- 2つのモード(TRIGGER /REALTIME )
- 豊富な種類のプリセット
▶プリセットチェック (01:50~)
- ジャンルに特化した即戦力なプリセット・ラインナップ
- ウェーブテーブル・シンセとサンプラーを組み合わせたハイブリッド・サウンド・エンジン
- コードジェネレーター
- STRUM / FLOWで得られる新たなサウンド表現
▶サウンドチェック (06:54~)
- 新しいハイブリッド・サウンド・エンジン
- Synth / sampler / plugin からセレクトできる幅広いサウンドメイク
▶サウンドメイク (09:06~)
- DAWに直接MIDIファイルをドラッグ&ドロップ可能
- 内蔵エフェクト PUMPER / COMPを使用した例
▶オススメポイント (10:24~)
- LEARN機能を使用して好みの和音をワンノートで操作
▶DEMO SONG (10:50~)
- 簡単なデモトラックを2タイプ作りました
- アンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェック。
●一押しポイント!
LEARN機能を使用して好みの和音をワンノートで操作。内蔵エフェクトのPUMPERがとても効きがよくオススメです。
改善してほしいポイント
サウンド・デザイン・操作性、どこをとっても素晴らしい製品だと感じました。
追加でプリセットが欲しくなりましたので拡張パックがあると更に嬉しいなと思います。
CPU負荷
- 5~10%程度
- OS:macOS Monterey Apple M1 Max メモリ:32 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレート:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
2になって内部完結型の音源として扱えるようになった点が最大の魅力だと感じました。
ただ単にコードをベンドさせるという枠を飛び越えて、グライド・タイム設定でコードが自動ベンドするまでの時間をコントロールでき、滑らかかつ大胆に音楽的に音をベンディングさせられるので、ジャンルに特化した豊富なプリセットとの組み合わせで表現は無限に広がります。
ただのMIDIツールではなく音源としても非常にクオリティが高いので、ジャンルを問わず大活躍する製品だと思います。