SYNPLANTは、サウンドの「種」を生成し、植物のように成長させて 育てる感覚で音作り・カスタマイズできるシンセサイザーです。
15年ぶりのバージョンアップでより魅力的に進化しています。
新搭載の「Genopatch」では、機械学習アルゴリズムが採用されていて、オーディオサンプルを解析して新しいサウンドの種を生成できます。
元のサンプルに近しく忠実に再現したサウンドはもちろん、奇想天外で まったく新しいアプローチのサウンドまで生成することが可能です。
AI分析によるサウンドの解析・提案によって想像もつかなかったような サウンドアイディアを得ることができるので、ゲーム感覚で楽しみながら音作りを行うことができるのが魅力のひとつです。
SYNPLANT 2
音・性能・特徴・使い方など
各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。
動画内容
- 製品について (00:11~)
- プリセット・サウンドチェック (00:56~)
- DNA エディターについて (02:50~)
- 「Genopatch」 について (04:29~)
- DEMO SONG (8:48~)
▶︎DEMOSONGについて簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。
使用パートは全て「SYNPLANET 2 」です。
一押しポイント!
新搭載「Genopatch」による、オーディオサンプルの解析がとても面白いです。
面白いだけに留まらず、驚くほどに忠実に再現されたサンプルも生成できるうえにDNAエディターでさらに設定を拘ることができるので、ゲーム感覚で本当に楽しく音作りができます。
改善してほしいポイント
シンプルで非常にわかりやすいGUIで、とくに改善してほしいポイントは見当たらなかったです。
CPU負荷
- 5~10%程度
- OS:macOSMonterey
- Apple M1 Max
- メモリ:32 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレー ト:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
サウンドの「種」を作って、それを育てていく感覚で音作りが楽しめるのはSYNPLANT2ならではのアプローチで、AI分析が新搭載されて、奇想天外なサウンドが無限に生成できるのが最 大の特徴でありオススメポイントです。
それだけではなく、DNAエディターでより細かく本格的な音作りにも対応しているのが素晴らしいところです。
「Genopatch」はインターネットに接続していなくてもローカルコンピュータ上で動作します。
動作も軽くグラフィックもわかりやすいので、直感的に操作しながら新 しいサウンド作りにのめり込めます。
BGM制作はもちろん、POPS・歌物系のジャンルにも活用できる対応範囲の広いシンセサイザーだと感じました。
サウンドメイクの時短にもなり、新たなインスピレーションを豊富に提供してくれます。