SPITFIRE AUDIO ALBION COLOSSUSレビュー

  • 2023年2月17日
  • 2023年2月17日
  • 音源

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息をのむような緊張感、静寂〜超絶攻撃的なサウンドまで表現の幅を広げた新製品、それがALBION COLOSSUSです。

ドラマチックなオーケストラ音源でありながら、マイルドで軽やかな演出はもちろん、ヘヴィでダークなパッチも多数収録されていて映画音楽やトレーラームービーなどの音楽制作に大活躍してくれます。

従来のダイナミックスとエクスプレッションに加え、「Scale」「Depth」の2つの機能が新たに追加され、より豊かな表現が可能になっています。

さらに加えて各プリセットごとに異なる方法でサウンドを強化する「Hype」機能も追加されています。

1パッチ内でそれらのパラメーターを駆使しながら、エフェクティブで大胆なサウンドアプローチも可能に。

インスピレーションを駆り立てる高品位なサウンドとその空気感は、COLOSSUSでしか味わうことのでいない唯一のサウンドです。

SPITFIRE AUDIO ALBION COLOSSUS

音・性能・特徴・使い方など

各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。

【動画内容】

  • 「ALBION COLOSSUSについて」特徴やポイントをピックアップ(00:19~)
  • サウンドチェック (02:18~)
  • 新機能・オススメポイントの紹介 (05:40~)
  • エフェクトついて (06:36~)
  • ALBION COLOSSUSを使用したデモソング 2曲 (08:40~)

簡単なデモトラックを作って、各パート「Hype」を多用し、アンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。

一押しポイント!

新たな機能「Scale」、「Depth」、「Hype」その中でも「Hype」はCOLOSSUSならではのアプローチとして目玉機能だと感じました。

マイルドで滑らかなパッチでも、Hypeの設定次第でまったく別のパッチかのように音色が変化します。

とくに低音部にフォーカスされている印象で、製品コンセプトの「闘争心あふれるオーケスト」「激しく力強いヘビーなサウンド」を得ることができます。

明らかに場面展開されるそのサウンドマジックをぜひ感じでみてください。

改善してほしいポイント

ハイクオリティーサウンドが故なのですが、読み込み時間がちょっと長く感じてしまうかもしれません。

軽快なスコアリング!即スケッチ!がウリだと分かっているだけに、じれったく感じてしまいます。

パラメーター(エフェクト)も時折ストップしてしまうような場面もありました。今後アップデートでの改善に期待したいです。

CPU負荷

  • 20~30%程度
  • OS:macOS Monterey Apple M1 Max
  • メモリ:32 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレート:48kHz.
  • AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

数あるトレーラー系音源の中でも、ここまで幅広い変化を得られる製品はなかなか見当たらないように思います。

ただ力強く攻撃的に変化するのではなく、独特の空気感・空間演出の変化も加わりながら様変わりするそのサウンドはALBION COLOSSUSでしか表現できないものになっていると感じました。

アップテンポなトラックにも活用できますが、スロー・ミドルのダークで緊張感あるトラック作りには間違いなくファーストチョイスになる製品だと思います。

SPITFIRE AUDIO ALBION COLOSSUSの詳細はこちら

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