Lunacy Audio CUBEレビュー

  • 2023年4月12日
  • 2023年4月13日
  • 音源

Sponsored By Lunacy Audio

キューブ型の部屋の中を縦横無尽に動き回るオーブ。

部屋角8つのポイ ントにそれぞれ単独のサンプルを読み込むことができ、それらサンプル を豊富なパラメーターを駆使してお好みにブレンドすることが出来ます。

視認性の良い幻想的な3Dインターフェイスが特徴的なヴァーチャ ル・インストゥルメントです。

攻撃的でファットなベースサウンドやキレのあるパーカッシブなサウンドもあれば、エレガントで幻想的なPAD、表現豊かなドローン系・SE系にと、とても幅広くユニークなサウンドが繰り広げられます。

お好みのサンプルも読み込むことができるので、アイディア次第で無限にサウンドメイクを楽しむ事ができます。

CUBE

音・性能・特徴・使い方など

各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。

【動画内容】

  • Lunacy Audio「CUBEについて」特徴やポイントをピックアップ (00:18~)
  • 「Sounds」について (01:01~)
  • 「Orbits」について (02:10~)
  • 「Main」について (03:43~)
  • 「Mod」について (04:08~)
  • 「Effects」について (04:50~)
  • Factory Sound & Expansionsについて (06:19~)
  • CUBEを使用したDEMO SONG (10:17~)

簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。

12トラック全てCUBEのプリセットを使用しています。

一押しポイント!

「Orbits」機能とExpansions「Rumble」 中でもExpansions「Rumble」の質感・Orbitsとの組み合わせでCUBEでしか鳴らせない独特のサウンドが得られます。

歌ものにも使えそうですが、特にシネマティック系の劇伴・BGM制作にはドンピシャでマッチしそうです!

改善してほしいポイント

製品全体としては何もストレスなく、非常によく考えられた設計になっていますのでピンポイントな改善点は特に見当たりませんでした。

あまりにも良く出来ているが故の希望になってしまうのですが、Synth/Pluck系のプリセットが更に充実すると、より幅広いジャンルに CUBEを活用できそうだと感じました。

今後のExpansionsの追加・充実に期待を込めて。

CPU負荷

  • 10~15%程度
  • OS:macOS Monterey
  • Apple M1 Max
  • メモリ:32 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレート:48kHz.
  • AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

飛び道具的なシンセで操作が難しそうに思ってしまいそうですが、むしろその逆でした。

オールジャンルに活用でき、操作性・視認性も抜群のCUBE。音の立ち 上がりと各パラメーターのレスポンスも良く劇伴・BGM制作のマストアイテムになりそうです。

CPU負荷も軽く、沢山パートを立ち上げても動作は良好です。

プリセットも豊富で、お好みのプリセットを選んで各メニュー項目を細かくカスタマイズできるのはもちろんの事、設定次第では奇想天外なエフェクティブサウンドも作ることができるので、様々なシーンで大活躍すると思います。

Lunacy Audio CUBEの詳細はこちら

関連記事:Lunacy Audio CUBEレビュー

業界をリードするインストゥルメントの製作ツール、Native Instruments「KONTAKT 7」が50%OFF!

詳細はこちら

最新情報をチェックしよう!
>Computer Music Japan

Computer Music Japan

世界中の音楽機材情報を毎日お届け!