11GBの大容量クワイア音源、Aria SoundsのAurora Choirのレビューです。
動画内では、全体の概要と具体的な使い方についての解説とオリジナルのデモ音源が用意されているので、是非チェックしてください。
Aria Sounds Aurora Choirレビュー
Aurora Choir製品概要
Aurora Choirはクワイア音源です。ソプラノとアルトの2種類が用意されています。
24bit / 48kHzで収録された約11GBのサンプルは高品位で透明感と説得力のある心地よいサウンドです。
4種類のクワイア(AH・EH・IH・OH)に加え、シーケンサーモードでは24種類のラテン語を扱うことができます。
またそれらは組み合わせもカスタマイズできるので、幅広い表現が可能になっています。
音・性能・特徴・使い方など
各パラメーターを順に操作して(基本クワイア4種・シーケンスモード・etc)サウンドと機能特性を解説しております。
【動画内容】
▶︎ デフォルト音色チェック(基本クワイア4種・モードについて)
▶︎ ステップシーケンスの魅力について(24種のラテン語を使ったステ ップシーケンスの実用例)
▶︎ エフェクト、その他のパラメーターなどについて(マイクポジション・エフェクトについて)
DEMO SONG (ソプラノとアルトを使用したデモトラックを作ってみました)
デフォルトの状態でサウンドバランスがよく、エフェクト乗りも良いです(コンボリューション・リバーブ)
ベロシティは固定なので、モジュレーション等駆使してボリュームコントロールすることで更に表情豊かなサウンドに仕上げられます。
一押しポイント!
ステップシーケンサーモードがとても高性能・高品位ですので、ぜひ活用してみてください!
動画中でもご紹介しております「シーケンサースピード」を全右振りで再生させるのがオススメです。
歯切れも良く立ち上がりのよいサウンドが心地良いです。
改善してほしいポイント
ソプラノ・アルト共に高音域のサンプル音量が若干大きいのが気になります。
低音域が小さいという考え方もできますが、高音域のいくつかのサンプルが飛び抜けて大きいので全ノートの音量バランスが統一されたら更に扱いやすくなって嬉しいです。
CPU負荷
- 10%程度
- OS:macOS High Sierra 10.13.6
- CPU :3.5 GHz 6-core Intel Xeon
- E5 メモリ:64 GB 1866 MHz DDR3
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレート:48kHz
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
基本クワイアでパッドのようにサウンドさせるのはもちろん効果的ですが、ステップシーケンサーモードと組み合わせてより幅広いアプローチができるのがポイントだと思います。
クワイア系源として 荷もそこまで大きく無く品位なサウンドを得られるのも嬉しいところです。
ジャンルは選んでしまうかもしれませんがアイディア次第ではいろんな場面で活用できそうです。