CASIO の音素材プラットフォーム Waves Place が1周年!

「ひとりひとりの輝きを、みんなの輝きへ。」をビジョンに掲げる、CASIOのクリエイター向けの事業、CASIO CREATOR ECONOMYのサービスの1つである「Waves Place」が1周年を迎えました。

Waves Placeとは、以前Computer Music Japan Mediaでも紹介させていただいた、CASIOが運営する音素材プラットフォームです。「CASIO 楽器音源」と「AI 効果音生成」の2つの機能があります。

参考記事:テキストを入力するとAIが効果音を生成するツール、CASIO「Waves Place」開発者インタビュー

Waves Placeが気になっていた方は、この機会に是非チェックしてみてください。

Waves Placeを無料で試してみる

80年代ヴィンテージ音源「VL-1」「MT-40」「SK-1」

それぞれの音源はWAV形式での提供となっており、リズムワンショットはDAWなどにドラッグ&ドロップで即使用可能。

一方で、音階があるピアノやギターなどの音色は、手持ちのサンプラーに読み込んで使用する形となります。

収録されている音色(WAVファイル)の数は次のとおり。

  • VL-1 1,423音(楽器12種類、ワンショットリズム4種類、電子音27種類)
  • MT-40 1,097音(楽器23種類、ワンショットリズム16種類、ループ6種類)
  • SK-1 623音(楽器19種類、ワンショットリズム15種類)

各トーンの大半はすべての鍵盤をサンプリングしており、VL-1は29鍵、MT-40/SK-1はそれぞれ37鍵を網羅しています。MT-40については、レゲエに革命を起こしたと言われるリズムパターン「スレンテン」と、それを構成する重厚なベース音やローファイなドラム音のワンショットも入手できるようです。

音色の特徴

3機種はそれぞれ異なる個性を持ち、制作したい楽曲や表現したい世界観に応じて使い分けられるのが大きな魅力です。

【VL-1】

無機質で機械的なサウンドが魅力。歪んだギターやピアノのデジタル音など、80年代のテクノポップやエレクトロサウンドを彷彿とさせる音色で、現代のテクノポップやエレクトロポップ、チップチューン制作にも自然に取り入れられます。特徴的な「ADSR-Electro-Sound」は、そのままでもテクノやダンスミュージックのアクセントとして存在感を発揮。レトロなゲームサウンドとしても活躍します。

【MT-40】

チープでありながら暖かみを感じられるデジタルサウンドが特徴。エレピやギターをはじめ、シロフォンやオルガン、フルートなど、様々なトーンのワンショットが手に入ります。さらに、レゲエに革命を起こしたと言われるリズムパターン「スレンテンリズム」を収録し、「tone_bass」にはそのリズムで使用される太く暖かみのあるベースを15音階のワンショットとして収録。レゲエ制作はもちろんチップチューンなど、幅広く活用できます。

【SK-1】

レトロでローファイな質感と厚みのあるサウンドが特徴です。ピアノやジャズオルガンなどどこか懐かしさを感じさせる素朴な音色は、温かみや空気感を重視したローファイ系楽曲と相性抜群。特に「Human-Voice」は、人の声がやまびこのように響く幻想的な音色で、楽曲のアクセントや独特な世界観の演出に活用できます。また、リズム音は強弱が少なくフラットなため、加工を施してゲーム・システム向けの効果音素材として活用することも可能です。

それぞれの音源は単なる「レトロサウンド」にとどまらず、ローファイ、テクノ、レゲエ、チップチューン、ゲームサウンドなど、それぞれ得意とするジャンルや表現が明確です。制作する楽曲の方向性に合わせて使い分けることで、作品により個性的で印象的なサウンドを取り入れることができます。

Waves Place「AI 効果音生成機能」とは

 

Waves Placeの「AI効果音生成機能」は、例えば「木製のドアがゆっくりと開く音」など、テキストを入力するだけで、AIが効果音を生成してくれるサービスです。

効果音などの音素材を自身の楽曲や映像作品、配信などで使用する際に多くのクリエイターが気になるのが権利関係の不安。

Waves PlaceのAI効果音生成は、ロイヤリティフリー、有償プランは商用利用可能なので障壁となる部分をクリアしています。

加えて、日本発のサービスなので日本語対応という点も見逃せません。

Waves Placeで、最も生成されたコンテンツは?

パトカーのサイレン音や、警報音といった、人工音の「システム」が最も生成されており、全体の18%を占めていて、ゲーム関連のものが4割以上ということで、ゲームクリエイターが使用している可能性がありますね。

その次に多かったのが「人の動作」。フライパンで焼く音や、ホームランの音。

そして、3位につけたのが、拍手や心がときめく音など映像作品で使用されそうな「演出音」となっています。

料金体系

Waves PlaceのAI効果音生成は、料金体系は月額制サブスクリプションとなっており、月額980円〜利用可能です。

無料で20クレジット/月 使用できるので、とりあえず体験してみては。

80年代ヴィンテージ音源は、それぞれ買い切り制で1,100円〜利用可能です。

さいごに

これから2年目を迎えるWaves Placeは、今後もライブラリの拡充や機能のブラッシュアップを重ね、クリエイターのインスピレーションを加速させる存在として進化を続けていくことが期待されます。

まだ使ったことがないという方は、無料プランを活用してオリジナルの効果音を生成してみてはいかがでしょうか?

ではでは。

Waves Placeを無料で試してみる

最新情報をチェックしよう!
>Computer Music Japan

Computer Music Japan

世界中の音楽機材情報を毎日お届け!