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ハリウッドクオリティのサウンドを提供するEASTWEST社から3製品「Forbidden Planet」「Strings Machine」「SPACES II」をレビューします。
生楽器とシンセサイザーとの親和性がとられたソフトシンセ 「Forbidden Planet」は、 直感的で使いやすいライブラリー・プリセットが多数収録されています。各カテゴリー全体で600種を超えるその内容は、歌ものから劇伴まで幅広くカバーできる内容です。
ARP Solina・Oberheim OBX・Roland RS-505・Roland Jupiter といったヴィンテージシンセをサンプリングして作られたストリングス音源「Strings Machine」 アコースティックのいわゆる生弦ではなく、電子機器ヴィンテージストリングス音源となります。こちらも歌ものから劇伴まで活用できそうです。
そして、インパルス・レコーディング技術の新基準を確立したトップセールスを記録するコンボリューション・リバーブ・エンジンQL Spacesの続編が「SPACES II」です。
汎用性の高いコンボリューション・リバーブで、教会、コンサートホール、オペラ ハウス、カタコンベ、鉄道駅、レコーディングスタジオ、倉庫などで収録された 353種類の新しいリバーブが含まれています。
「Forbidden Planet」「Strings Machine」「SPACES II」3製品レビュー
【動画内容】
▶「Forbidden Planet」特徴やポイントをピックアップ (00:17~)
▶「Forbidden Planet」サウンドチェック (00:18~)
▶「Forbidden Planet」各種パラメータについて (02:06~)
▶「Forbidden Planet」DEMOSONG (06:27~)
▶「String Machine」について (07:17~)
▶「String Machine」サウンドチェック (08:10~)
▶「String Machine」DEMOSONG (09:39~)
▶「SPACES II」について (10:57~)
▶「String Machine」サウンドチェック (11:38~)
▶DEMOSONGについて
簡単なデモトラックを作って、アンサンブル全体でどのような鳴り方をするのかチェックしてみました。
一押しポイント!
「Forbidden Planet」は、収録されているプリセット・サウンドセット・音・性能・特徴・使い方など 各パラメーターを操作してサウンドと機能特性を解説しております。
レベル感含め全てが統一されており親和性がとれているので、直感的にバランスの取れたトラックメイキングが可能です。
「String Machine」は、アンサンブルコーラスがとても高品位で唯一無二の質感を持っているので、アレンジの中で一味違う質感を取り入れたい 時にはとてもオススメです。
「SPACES II 」は、とにかくわかりやすくてシンプルな操作性がオススメです。レコーディングスタジオ・オーケストラホール系のプリセットが好印象でした。
CPU負荷
- 10~15%程度
- OS:macOS Monterey
- Apple M1 Max メモリ:32 GB
- DAW:Logic pro X
- バッファーサイズ:256samples
- サンプリングレート:48kHz.
- AIF:RME FIREFACE UFX
まとめ
3製品ともにに言えるのが質感の良さ・高品位なサウンドセット・プリセットということです。
いずれも丁寧に仕上げられていると強く感じられる製品だと思いました。
上記”おすすめポイント”でも記載しましたが「Forbidden Planet」はジャンルの幅も広くカバーできる豊富なプリセットに加え、バランスの取られた素晴らしいプリセットの作り込みにより、歌モノ・ 劇伴にと大活躍してくれる印象です。
「String Machine」も同様に、壮大かつ柔らかく温かくてワイドなサウンドが得られるので、劇伴などでとても重宝しそうです。細かくカスタマイズして音を作り込みたい!という方よりは、豊富で高品位なプリセットを選んで、そこから微調整をかけて使っていきたいという方に向いている製品かと思います。
3製品とも直感的に操作ができるので、思い浮かんだアイディアを逃す事なくスムーズに作業してい ただけると思います。