INTELLIGENT WIRE SOLVEレビュー

SOLVEは、ユーロビートサウンドに特化したサウンドライブラリ。

24bit / 96kHzにて収録された101種類のウェーブフォーム、 立ち上がりの早いキレのあるサウンドが特徴です。

キースイッチパフォーマスンスト組み合わせる事で幅広い音作りとアプローチが行える。

SOLVE

音・性能・特徴・使い方など

収録されているプリセット音はユーロビートに特化しただけあ って、立ち上がりがよく派手なサウンドが多いです。

Lead / Pluck / Seqといったカテゴリーは無く、ユーロビート 特化でピンポイントなサウンドになっているので、バリエーシ ョンとしては広くはなさそうです。

ウェーブフォームセレクターで好みの音をセレクトでき、8つのエファクトも組み合わせる事ができるので音作りも直感的に楽しめます。

オススメの使い方!

リリースタイムが若干長い初期設定になっているので、ここを 短くしてあげることで 歯切れのよいグルービーな演奏をすることができます。

ピッチベンドの幅も初期は0なので、ここもオクターブ設定し てあげることで更に表情豊かなアプローチが可能になります。 ※「TUNE」メーターのBEND RANGEでも設定可能です。

最 大4オクターブまで変更できますが、 3オクターブ以上の設定 にするとCPU負荷が大きすぎてノイズが発生し発音しなくなる 現象が起こりますのでご注意ください。

一押しポイント!

「CHORD」は、SOLVEの目玉機能といってもいいのではないでしょうか。

あらかじめキースイッチに任意のコードを割り当てて、ワンノートで扱うことができる優れ機能。

キースイッチの反応も良く、ライブパフォーマンスにも活用できそうです。

改善してほしいポイント

各種ボタンのパネル表示が若干見にくいです。

慣れてしまえば 問題ないですが、アクティブボタンの表示はハッキリ見やすくなると嬉しいです。

CPU負荷

  • 10%程度 OS:macOS Sierra 10.12.6 CPU:3.5 GHz 6core Intel Xeon E5
  • メモリ:64 GB 1866 MHz DDR3
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレート:48kHz AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

ユーロビートのサウンドメイキングでウワモノに困ったら 「SOLVE」で解決です。

目玉機能として紹介した「CHORD」が抜群にオススメです! サウンドバリエーションとしての幅は狭いですが、迷うことな くチョイスできるライブラリです。

アンサンブルの中でも埋もれないキレの良さと明るさを兼ね備 えたサウンドは、ユーロビートだけでなくEDM系の アレンジにも活用できそうです。

DAW初心者の方でも比較的 簡単に操作できる製品だと思います。

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