重厚なアナログシンセの温かみと現代的なシネマティックスコアリングを融合させた音源、Heavyocity CONVERGENCEレビュー

Heavyocity「CONVERGENCE」は、アナログシンセの温かみと現代的なシネマティックスコアリングを融合させた次世代のKontakt音源です。

130以上のアナログ音源と480以上の豊富なプリセットを核としており、「動き」と「展開」を重視した設計がなされています。

単なる音色集にとどまらず、リズミックなベッド(土台)、徐々に広 がるブルーミングパッド、重厚なベース、モダンなハイブリッドアープ、 そして即戦力の「Cue Creators」まで、映像音楽に必要な要素を網羅しています。

特に今の映画音楽に不可欠な「動き」と「パワー」を直感的に導入できます。

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CONVERGENCE

性能・特徴について

  • 直感的な「Macroシステム」によるダイナミックな変化 複数のパラメータ(音量、フィルター、空間系など)を一つのノブで一括操 作できるMacro Controlや、 その動きを自動化するMacro Sequencerを搭載しています。

これにより、演奏しながらリアルタイムで音の表情をドラマチックかつダイナミックに変化させることが出来ます。

  • 一音でシーンが成立する「Cue Creators」 リズム、ハーモニー、 動きが統合された「Cue Creators」は、 伴盤を押すだけで一つのシーンとして完成されたサウンドを奏でま す。

短時間でプロクオリティの骨格を作ることが出来るので、スピーデ ィーな対応が求めれる制作現場で非常に強力な武器となります。

  • 用途に応じた2つのインストゥルメント(DesignerとMenu) 3レ イヤーで緻密な音作りができる「Designer」と、 36種類の音源を伴盤上に並べて素早く試せる「Menu」を使い分け る事が出来ます。

「アイデアのスケッチ→Menu、最終仕上げ~作り込み →Designer」という効率的な使い方ができるのも魅力的です。

動画内容

  • 製品について (00:16~) まずはじめに触ってみて感じた製品全体の印象と特徴を解説してい ます。
  • 「Menu」 (00:41~) 36種類の音源を伴盤上に並べて素早く試せる「Menu」 簡単にカスタマイズしながら各機能をチェックしています。
  • 「Designer」 (02:15~) 3レイヤーで緻密な音作りができる「Designer」 簡単にカスタマイズしながら各機能をチェックしています。
  • Sound & Preset チェック (05:30~) 各カテゴリーからいくつかピックアップしてサウンドチェックして います 簡単にカスタマイズしながらサウンドメイクも少しだけ行っていま す。
  • DEMO SONG (11:00~) 簡単なデモトラックを作ってアンサンブル全体でどのような鳴り方 をするのかチェックしてみました。

全トラック「CONVERGENCE」のみ使用して外部エフェクトも使 用せず再生しています。

一押しポイント!

この音源の最大の魅力は、「制作のスピード」と「圧倒的なサウン ドの説得力」の両立にあります。

同社の「Damage 2」や「Oblivion」のような打撃音やダークな質 感とは異なり、 旋律、ハーモニー、モーションを支える役割に特化しているため、 既存のライブラリとも非常に相性が良いのが特徴でありオススメの ポイントです。

改善してほしいポイント

全体を通して素晴らしい仕上がりだと思いました。プリセットが更 に増えると嬉しいと感じました。

CPU負荷

  • 10~15%程度
  • OS:macOS Sequoia
  • Apple M4 Max
  • メモリ:64 GB
  • DAW:Logic pro X
  • バッファーサイズ:256samples
  • サンプリングレー ト:48kHz.
  • AIF:RME FIREFACE UFX

まとめ

“一音で映像にフィットする現代スコアリングにベストチョイスな一品” 「CONVERGENCE」は、重厚なアナログサウンドを自由自在に操り、映像に完璧な抑揚を与えるシネマティック音源です。

映像に自然に溶け込む音設計:アナログ由来の太さを持ちながら、オーケストラなどと混ぜても埋もれないよう帯域が整理されており、ミックスの手間を大幅に軽減できます。

映像に自然に溶け込む音設計:アナログ由来の太さを持ちながら、オーケストラなどと混ぜても埋もれないよう帯域が整理されており、ミックスの手間を大幅に軽減できます。

プリセットが非常に優秀で、最初のアイデア出し(スケッチ)に使った音をそのまま本番のトラックとして使えるクオリティを備えて います。

同社の「Damage 2」や「Oblivion」のような打撃音やダークな質 感とは異なり、旋律、ハーモニー、モーションを支える役割に特化 しているため、既存のライブラリとも非常に相性が良いです。

「Cue Creators」で圧倒的な時短を実現でき、「Macroシステム」 が更に深みを加えてくれる事で、もう一段上のサウンドクオリティに進むことができると思います。

シネマティック系にベストマッチする高品位で奥深さのある最高の ライブラリと言ってもよいくらい素晴らしい仕上がりだと感じました。

 

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