Heavyocity Oblivion Drumsは、ポスト・インダストリアルな破壊的サウンドと現代的なシネマティック・パーカッションを融合させた、アグレッシブなドラム音源です。
Heavyocityと、『DOOM Eternal』や『JusticeLeague』などの楽曲を手掛ける著名コンポーザー、David Levy とのコラボレーションによって誕生しました。
本製品は「打撃音」と「ダークな質感」に特化しており、単なるリズムキープのためのドラムではなく、楽曲に圧倒的な緊張感とエッジを加えるために設計。
メタル、インダストリアル、ダークな映画音楽など、聴き手に強いインパクトを与えたいシーンで大きな力を発揮します。
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Oblivion Drums
攻撃性を極めたAggressive Drum設計により、一つひとつのサンプルが非常に力強く、ミックスの中でも埋もれない強烈なアタック感を備えています。
ディストーションやサチュレーションを駆使したサウンドは、まさに「破壊的」という言葉がふさわしい仕上がりです。
- インダストリアルな質感を加えるテクスチャ
純粋なドラムサウンドだけでなく、金属音や電子的なノイズをミックスしたダークなテクスチャも豊富に収録しています。
これにより、リズムに不穏な空気感を同時に与えることが可能です。
- 直感的なサウンドカスタマイズ
Heavyocity独自のエンジンにより、複雑なエフェクト処理を介さなくても、ノブ操作ひとつで音の太さや歪み具合を劇的に変化させることができます。

【動画内容】
▶製品について(00:13~)
まずは実際にサウンドを鳴らしながら、製品全体の攻撃的なキャラクターや、どのようなジャンルに適しているかを解説しています。
▶インストゥルメント各種チェック(01:08~)
独自のパーカッションアンサンブルを作成するEnsemble Designer、16ボイスの独自のパーカッション・キットを構築するKit Designer、ソースとなるループをレイヤーさせて自分だけのループを生み出すLoop Designer。
こちら3つのnkiインストゥルメントをそれぞれ操作して、収録されているアグレッシブなループ素材や、個別に演奏可能なキットのサウンドを確認しています。
映画音楽のような重厚感と攻撃性を兼ね備えたドラムサウンドを収録しており、30,000以上のサンプル、99種類のプリセット、500種類以上のループを搭載しています。
搭載されているツールを使用し、サウンドをさらに発展させていくプロセスを紹介しています。
- 空間系やモジュレーションなどのセンドエフェクトを設定
- ステップシーケンサー風のモジュレーターを使って、センドレベルにリズミカルな動きをつけることも可能
- 12種類のエフェクトの中から、お好きな4つのエフェクトを選択できるSEND FX チェイン
▶DEMO SONG(13:37~)
「Oblivion Drums」をメインに据えた、ダークでスピード感のあるデモトラックを2タイプ収録しています。
ビート関連のトラックはすべて「Oblivion Drums」のみを使用しており、外部エフェクトを一切使用せずに再生しています。
一押しポイント
この音源最大の魅力は、「音の強さ」と「キャラクターの濃さ」です。
楽曲の主役になり得るほどのインパクトを持つ打撃音を提供してくれる点は、本製品ならではの大きな魅力だと感じました。
劇伴制作でここぞという場面のパワーが欲しいときや、楽曲にインダストリアルなエッセンスを加えたいときには、他に代えがたい説得力があります。
中でも「Loop Designer」は秀逸で、ジャンルを問わずさまざまなシーンで活用できる優れたツールだと思います。

改善してほしいポイント
全体を通して非常に完成度の高い製品だと感じました。
一方で、キャラクター性が非常に強いため、繊細なアンビエント作品やミニマルな楽曲にはやや向き不向きがあるかもしれません。
よりソフトな打撃音のバリエーションも用意されていると、さらに幅広い制作環境で活用しやすくなると感じました。
また、エフェクト画面に全体をワンタッチでバイパスできる機能が搭載されると、サウンド比較がより行いやすくなると思います。
Oblivion DrumsのCPU負荷は?
- 10~15%程度
- OS:macOS Sequoia
- CPU:Apple M4 Max
- メモリ:64GB
- DAW:Logic Pro
- バッファーサイズ:256 Samples
- サンプリングレート:48kHz
- AIF:RME Fireface UFX
まとめ
Heavyocity「Oblivion Drums」は、単に攻撃的なサウンドを鳴らすだけでなく、現代の過酷な制作スケジュールの中で「迷わず音を決められる」実戦的なライブラリです。
制作の最前線では、一音鳴らした瞬間に「これだ」と感じられるキャラクターの強さが求められます。
製品コンセプトでも触れられている通り、既存のシネマティック音源とは一線を画すダークな質感と強烈な打撃音を備えています。
そのため、複雑なエフェクト処理を施さなくても、トラックの核となる攻撃的なリズムを即座に構築できる点が最大の強みです。
インダストリアル色の強い音源はミックスの中で浮いてしまうこともありますが、本製品はシネマティックなオーケストラ音源との共存も考慮されています。
帯域が適切に整理されているため、フルオーケストラの厚みに重ねても埋もれず、むしろアンサンブル全体へ不穏で重厚な空気感を与えてくれます。
この「馴染みの良さ」と「存在感」の両立は、ミックス作業の負担を大きく軽減してくれる実用的なポイントです。
「一音でシーンの空気を変えたい」「限られた制作時間の中でも高いクオリティを維持したい」というクリエイターにとって、制作の質を一段引き上げてくれる強力な選択肢となるでしょう。