Universal AudioのDAW、LUNAが「LUNA 3」にメジャーバージョンアップしました。
LUNA 2が昨年末リリースなので、1年経たずでのバージョンアップです。早いですね!
メジャーバージョンアップということで、LUNA 3には様々な機能が追加されているんですが、、、ぶっちゃけ追加されすぎ!
色々情報が多すぎるので、最初に「LUNA」というDAWについておさらい、続いて新機能をいくつか紹介という流れでLUNA3を説明していこうと思います。
LUNA Studio / FREE
まずは「LUNAってどんなDAW?」という基本のおさらいからいきましょう。
LUNAは、Universal AudioがリリースするMac/Win両対応のDAWです。

非常に高機能な無料のFree版と、有償のStudio版があります。
Free版が具体的にどのくらい高機能なのかをざっくり比較してみましょう。
Free版(無料)
- トラック数無制限
- VSTエフェクトが使える
- 打ち込みもできる
- スタジオクオリティの高品位なUADエフェクトが8製品付属
これだけでも、とても無料とは思えないボリューム感です。
Studio版(有償)
- 全30のUADプラグインが全て単体ライセンスで提供 (総額40万円相当)
- ピッチ補正ソフトが付属
- ノイズリダクションソフトも付属
下記で他機能も紹介しますが、Studioでは、かなり破格の内容が追加されました。
Studio / Free双方共に、DAWとしての基本機能が大幅に強化

LUNA 3のFree版では、
- LUNA Playで録音が簡単に!マイクに向かって歌うだけで、最適なエフェクトの提案
- ステム分離で楽曲を楽器ごとに分離可能!(最大4トラック)
、、、、「あれっ、それって普通、有料じゃない?」という機能が加わっています。
さらにStudio版では
- ステム分離機能が最大6トラックに!
- Audio to MIDIで音声をMIDIの演奏データに変換!
もちろんステム分離した音声からの変換も可能で、MIDIデータなので、楽曲の音源を別のシンセに差し替えることだってできます!
- 歌詞の表示が可能に!
- コード解析機能でカバー音源の作成もやりやすく!
- Synthesizer V付属でボーカル曲の作曲もLUNAで完結!
と、これまた「破格!」なアップデートですね。。。
ざっと説明するとこんな感じなんですが、実際にどんな動作をするのかは動画をチェックしてみてください。
次のセクションでは、実際にLUNAの新機能を紹介していきます!
「歌」と「録音」が大幅強化!
LUNA3では、自宅で録音する、いわゆる「歌ってみた」や「弾いてみた」、宅録での作曲、またポッドキャストクリエイターや配信者の方々も含めた、「歌」や「録音」に関するアップデートがいっぱいあります!
このバージョンアップで、「歌ってみた・弾いてみたの決定版」になったと言っても過言ではないくらいの機能追加があります!
LUNA Play

まずはFree版でも使えるLUNA Play!
これはオーディオインターフェースへの入力音を解析して、自動的にその楽器に適した設定を適用してくれる機能です!
動画では、試しに入力1にボーカル、入力2にギター、入力3, 4にギター以外のオケを入れています。
すぐに楽器を解析してくれるので、続いてプルダウンでプリセットを選択し、録音をすると、、、?
もう「あとは微調整だけ!」な状態にしてくれます!
ストリップサイレンス

そして続いては、これもFree版で使えるストリップサイレンス!
オーディオに強いDAWには結構付いている機能なのですが、こんな風に一定の音量より下の部分を無音にしてくれる機能。
歌には不必要なノイズ部分が、これで無音になります。
ゲートなどのエフェクトだと消えがちな「さ」の子音部分も、検知ポイントの少し前から残してくれるパラメータがあるので、消さずに残してくれます。
優秀!
Studio版なら更なる追加要素が!
有料のStudio版では、UADプラグインの大量追加、更にARAに対応したバンドルソフトもいっぱい搭載!
これがもうすごい!追加の課金なしで何でもできそうなくらい揃っています!
例えば、LUNA2で追加されたソフト「Noiseworks VoiceAssist」。

歌を録音していると、
「Aメロは低いから音量が低くなる」
「サビは高いから音量が大きくなる」
というのはあるあるですよね?
この音量差をならすために、いわゆるオートメーションやコンプレッサーのようなダイナミクスエフェクトがあるんですが、そういった「音量を揃える」作業を自動でやってくれたらな、、、とは誰もが思うところではないかと。
試しに、こんな風に音量差をつけて録音してみた声に、VoiceAssistをかけてみると、、、?
なんと!一発で音量が揃います!
もちろん、このままだと平坦すぎる歌になってしまう面もあるので、ある程度抑揚を残すのが大事ですが、こういう言うなれば「プロの職人技」も、LUNAならすぐに取り入れることができます。
続いて歌のピッチ補正にはTopline Vocal Tuneが追加

Topline Vocal Tuneは低レイテンシーで操作が簡単、ライブ配信でも使えてしまうピッチ補正プラグイン。
補正した歌声を聞きながら歌の録音だってできちゃいます。
Melodyne Essential付属

一方、じっくりしっかりピッチを修正したい時は、LUNA2から搭載のMelodyne Essentialも変わらず使えます。
2つのピッチ補正ソフトで、シチュエーションに合わせたボーカルチューンが可能です!
Studio版では歌声合成ソフト「Synthesizer V」がバンドル

そしてなんと、Studio版では歌声合成ソフト「Synthesizer V」がバンドルされます!
英語・日本語・中国語ボーカルからどれか一種類を選べます。
これはつまり、LUNAがあれば歌が得意ではない人でも、ボーカルまで含めた楽曲制作が完結できてしまう、ということ!
エグくないですか、これ。
UADエフェクトが単体ライセンスで30種類付属

更に更に、ここからのミックス作業には、レコーディング・ミックス・マスタリングに役立つ追加プラグインがたくさん!
見るからにミックス作業が捗りそうなプラグインが揃っています。
ここまで入って、Studio版はなんと$199(32,835円)!「破格」と言っていいボリューム感ですね。
DAWとしての正統進化!
最後になってしまいますが、DAWとしての基本機能の強化も忘れてはいません!
というか、むしろこここそが本当にすごい進化ポイント!
LUNA2の頃は、「シンプル故の分かりやすさ」みたいな部分がありましたが、3ではより本格的なDAWへと変わってきています。
新機能、いっぱいあるので速足で紹介!
- フォルダトラックの追加
- ピアノロール画面の追加
LUNA3で遂に独立したピアノロールエディタが追加され、より音楽制作に向いたDAWになっています。
- ステム分離
曲の音声データを、Free版では最大4トラック、Studio版では最大6トラックに楽曲を分離できます。
動画では試しに1曲分離してみましたが、あっと言う間に完了しているのが確認できますよ!
Audio to MIDI(Studio版のみ)
一瞬でオーディオデータからMIDIを生成可能です!
ステム分離と組み合わせることで、好きな楽曲のカバー音源作成が非常に楽になります!
コード解析(Studio版のみ)
オーディオデータからコードを取り出してくれます!
これまた先ほども説明しましたが、 カバー音源作成や「弾いてみた」の作成にも便利ですよね。
ルーラー部分の強化!
アレンジ上部に拍子・コード・キー・BPM等、様々な情報を表示/非表示が選べるようになりました!
クリップにゲインのオートメーションが書ける!
、、、と、まだまだいろいろあるのですが、このように非っっっっっ常に多くの機能が追加されたLUNA 3!
改めてのご案内とはなりますが、
無料のFree版と、有料のStudio版があります
Studio版はなんと32,835円という破格のお値段!
そんなLUNA3、まずは無料版から、ちょっと試しに入れてみませんか?