【実機レビュー】Expressive E Osmose CE:鍵盤の常識が変わる、異次元の表現力を持つシンセが凄すぎる…!

レイヤーの手指のニュアンスや、一瞬のコントロールをダイレクトに音へと翻訳してくれる――まさに「表現のための楽器」そのもの。それがOsmose CEです。

独自の3軸検知技術により、鍵盤を押し込む深さや左右への繊細な揺らぎが、ノート単位でそのまま音色へと反映されます。

これまでアコースティック楽器を演奏する際に無意識に行っていた「押し込む」「揺らす」といった動作で、直感的なベンドやビブラートを操ることができます。

Osmose CEは、クオリティに妥協したくないクリエイターのための実戦的な設計が施されています。

ヨーロッパにあるExpressive Eの新工場で製造され、ホワイトアルミニウムの天板とブラックメタルの底部で構成された筐体は、シンプルかつモダンで非常に洗練された佇まいです。

デジタルな制作環境の中に、圧倒的な生命感と人間らしい「ゆらぎ」を吹き込んでくれるデバイスです。

Osmose CE

【動画内容】

■製品について(00:12~)

従来のキーボードであれば、ビブラートはモジュレーションホイールを動かし、ピッチベンドはホイールを回したりペダルを踏んだりといった「別の動作」が必要でした。

Osmose CEは、それらすべてを「鍵盤の上だけ」で完結させます。

鍵盤を弾いた後の押し込みで音色を変化させ、そのまま左右に揺らせばビブラートになり、さらにノートごとに独立したピッチベンドまでかけられます。

鍵盤楽器としての馴染みやすさを保ちながら、演奏者のタッチやリリースの瞬間まで驚くほど繊細に拾い上げてくれます。

■各メニューについて(00:39~)

  • ベンディングについて
  • ベロシティカーブについて
  • プレイモード/アルペジエーターについて
    ノートごとに独立した変化を与えられる「MPEアルペジエーター」も、フレーズ構築に新たな視点を与えてくれます。
  • プレッシャーグライドについて
    あらかじめ設定された時間で音を繋ぐ従来のポルタメントとは異なり、鍵盤を押し込む圧力(プレッシャー)の強弱によって、ノート間の滑らかさをリアルタイムにコントロールできます。
  • Macrosについて
    8つのマクロコントロールにより、演奏中にコンピューターへ触れることなく、ハードウェア側で直感的にサウンドを変化させることができます。/ 8つのマクロコントロールにより、演奏中にコンピューターへ触れることなく、ハードウェア側で直感的にサウンドを変化させることができます。

専用プラットフォーム「Ctrl-e」

■Ctrl-eについて(07:10~)

この圧倒的な表現力を支えているのが、専用プラットフォーム「Ctrl-e」です。単なるエディターソフトではなく、強力なサウンドプラットフォームとして機能しており、Osmoseのために徹底的にチューニングされた900種類以上のMPE対応プリセットを収録しています。

どの音色も鍵盤の微細な動きに有機的に反応するよう設計されており、本体に備わった8つのマクロコントロールを使えば、演奏中にPC画面と向き合うことなく、ハードウェア側で直感的にサウンドを追い込むことが可能です。

さらに、Expressive SuiteおよびExpressive Eプラグインのエコシステムと完全互換。

サウンドパックによる拡張はもちろん、既存のプラグインやハードウェアと組み合わせることで、それらにも新たな生命を吹き込むことができます。

■サウンドチェック(07:38~)

900種類以上のMPE対応プリセットからランダムにピックアップし、実演を交えながらサウンドチェックを行っています。

■DEMO SONG(14:24~)

簡単なトラックを制作し、アンサンブルの中でどのようにサウンドが響くのかを実演しています。

使用している音源は専用プラットフォーム「Ctrl-e」に付属するもののみで構成しており、外部エフェクトは使用していません。

オススメポイント

専用プラットフォーム「Ctrl-e」が特に魅力的でした。統一感のあるハイクオリティなサウンドはジャンルを問わず活用でき、900種類以上のMPE対応プリセットは非常に大きな魅力です。

Osmose CEの表現力を最大限に引き出すために設計されたサウンド群は、単なるプリセット集の枠を超えた価値を感じました。

改善してほしい点

専用プラットフォーム「Ctrl-e」が非常に魅力的だっただけに、今後さらにパーカッシブな音色やプリセットが追加されると嬉しいと感じました。

それによって、Osmose CEならではの「叩く」「弾ける」といった表現がより充実し、新たな演奏スタイルの提案にも繋がると思います。

CPU負荷

  • 10~15パーセント
  • OS:macOS Sequoia
  • Apple M4 Max メモリ:64 GB
  • DAW : Logic Pro
  • バッファーサイズ : 256samples
  • サンプリングレー ト : 48kHz.
  • AIF : RME Fireface UFX

まとめ

鍵盤という慣れ親しんだインターフェースでありながら、まったく新しい表現の扉を開いてくれる。そんな感覚を味わえる楽器です。

ヨーロッパの工場で丁寧に作られた洗練された筐体、統合プラットフォーム「Ctrl-e」という強力な頭脳、そしてジャンルを問わず即戦力となる900種類以上の極上プリセット。

それらが融合したとき、デジタル環境での音楽制作はさらに自由で、よりエモーショナルなものになります。

劇伴制作、ポップスのインスピレーションソース、ステージでのソロパフォーマンスまで、あらゆる現場で新たな可能性を提示してくれるはずです。

劇伴制作、ポップスのインスピレーションソース、ステージでのソロパフォーマンスまで、あらゆる現場で新たな可能性を提示してくれるはずです。

ジェスチャーがそのまま「生きた音」へと変わる快感を味わえる、唯一無二の製品だと感じました。

Osmose 61 CEの詳細はこちら

Osmose 49 CEの詳細はこちら

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