キンキン、モコモコだけ消して美味しい部分を残す!OekSound Soothe 3レビュー

定番レゾナンスサプレッサー「Soothe」が「Soothe 3」になりました!

ということで、今回はSoothe 3をご紹介!

Soothe 3とは何か、使い方や新機能についても解説しているので是非最後まで読んでみてください。

Soothe 3製品ページ

Soothe 3

まずSootheとは?

Sootheはいわゆる「レゾナンスサプレッサー」と呼ばれるエフェクトです。

シンセやPAから音楽に入った人だと、これだけで「あぁ、なるほど、そういうエフェクトね」となるかもしれませんが、そうでない人だと「どういうエフェクト?」となってしまうかもしれませんね。

そんなわけで、まずはSootheを簡単に実演!

例えばギターやボーカル、シンバル類など。

ハイを上げてキラキラした音にしたいんだけど、EQでハイを上げるとキンキンした嫌な音が鳴ってきて、、、みたいなこと、ありますよね。

そんな時に、キラキラ感はそのままにキンキンした部分、つまり「レゾナンス」だけを落としてくれる魔法のようなエフェクトがあったらどうします?

逆に、ベースが特定のフレーズだけモコモコして悪目立ちする、、、というとき、ベースのボリューム感は維持したまま、その「悪目立ち」している箇所だけ抑えてスッキリさせてくれる、そんな魔法のようなエフェクトがあったらどうします?

いいですよね???

どちらも叶えられるエフェクト、それがSoothe3です。

こういったレゾナンスは昔から結構みんなが悩んでいて、みんなそれぞれ「マル秘テク」があった分野だと思っているんですが、今はSootheがあればみんな解決です!

簡単な使い方説明

Soothe3の基本的な使い方を説明します。

とはいえ、基本はとても簡単!

プラグインを刺したら、Depthを操作して基本的なかかりの深さを調整。

続いて、よりキンキンを抑えたい帯域や「ここは残したい」と感じる帯域をバンドで操作します。

バンドを上にすればより深く効き、逆に下げれば効きも浅くなります。

8バンド設定できるので、色々柔軟に設定できますね!

よく分からなかったら、動かすのはDepthだけでも大丈夫!

また、Soft/hardを「hard」側にすると、少しコンプ感のある、アグレッシブなサウンドにしていくこともできます。

3の進化ポイント

3での進化ポイントも紹介!

  • 音質の向上!

Soothe2と同じくらいのパラメータで比較すると、好みの問題もあるかと思いますが、3の方がタンバリンの音が保たれているように感じるのは確かですね。

2より元の音のニュアンスを保持しつつ、不要な成分だけ抑えるような効果になっています。

逆を言うと、同じパラメータ設定でも音が違うので、2を既に使っている方はうっかりアンインストールしないように注意です!

  • Detailノブ

2の頃は「sharpness」「selectivity」と2つに分かれていたノブが、「Detail」にまとめられました。

かしてみると効果が分かりやすいんですが、Detailを下げるとより大雑把な効果になり、上げると細かく処理してくれます。

これだけだと上げた方が音が良いようにも見えてしまいますが、実際は そんなことはありません。
上げすぎると感度が高すぎて、キンキンした部分が復活してきたり、「取りこぼし」が発生したりします。
かなり奥深いパラメータになったな、という印象です。

  • max cut

Sootheが音を削る最大値を設定できるようになりました。

これ、地味にめちゃくちゃ便利ですね!

ボーカルのように音域の広いソースや、ドラム全体にかけたい時など、「削りすぎ」の防止に役立ちます!

ローレイテンシーモード

実はSoothe、比較的レイテンシーの大きめなプラグインで、通常だと50msくらい。

ライブでのリアルタイム処理にはちょっと使えないレベルだったんですが、3からローレイテンシーモードが搭載。

48kHzでの動作時で、レイテンシーはなんとほぼゼロ!

これがあれば、Sootheの便利な機能をより幅広いシチュエーションで使うことができますね。

リニアフェーズモード

今までは一種類だった動作モードに、リニアフェーズモードが追加されました!

動作モードを変えることで、Sootheの音の傾向を変えることができます。

僕の主観ですが、

  • normal : 自然なニュアンス重視
  • リニアフェーズ : 音のトランジェント(立ち上がり)重視

という印象です。

使う楽器によってモードを変えてみるのも良いでしょう。

尚、ローレイテンシーモードの際は、リニアフェーズモードは使えません。

その他Sootheの地味な便利ポイント

  • MSプロセッシング

他のサプレッサーだとMSで処理できないものがあるので、ここは嬉しいポイント。

・マスタリング時に左右のギターだけキンキンしているのを抑えたい
・気が付いたら左右のハモにディエッサーかけ忘れた!
・真ん中のスネアだけちょっと主張を抑えたい

といった、MSならではの便利な処理が可能になりました!

さいごに

より便利で欠点のないプラグインになったSoothe 3。

これはおススメなプラグインですね!

ミックスにお悩みの方、是非チェックしてみてください。

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